ノーミソ刺激ノート

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「道徳教育」について考える

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国家の品格 (新潮新書)/藤原 正彦

で道徳教育に力をいれるべきだっていう話があるそうですね。
本来はゆとり教育で道徳や進路相談に力を入れるはずだったんですけど、戦後教育から抜け出せない富を生み出すために必要な知識重視の時代錯誤した人が沢山いたので結局失敗しちゃいましたね。

学校の先生だって「道徳」とは何かなんて知ってる先生はほぼ皆無に等しいと思います。要するに日本の教育者レベルがまだまだ低いんです。

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私の道徳に関する解釈は「徳」真っぐなを持ったいのこと。

「徳」の字に「直」「心」「行」が一部ずつ隠れてるでしょ?
本当にそういう意味なんですよ。
嘘だと思ったら『漢語林』で調べてみてください。

真っ直ぐな心で話してないからグダグダした話し方になるんです。
具体的な「真っ直ぐな心」というのはリーダーの場合はリーダーたる意識、一般的な言葉で言うところの「志」です。

というふうによくこのブログで書いてますけど、これを例えば小学生低学年に教えるとなるとちょっと難しいですよね。だから昔は道徳教育として『論語』の一節を暗記させてたと思うんです。

論語 (岩波文庫 青202-1)

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ドラえもん はじめての論語 君子編

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道徳というものは一生にかけて誰もが使い続けるものなので何かしらの問題点に接触したら、ふっと思い出せる言葉を覚えることで迷いを打ち消す働きがあると思います。

「科学」と「哲学」の違い - ノーミソ刺激ノート
言葉を覚えるだけでは意味が無いと思う人もいるかも知れませんが、人間は案外考えながら生きているのでふとした時に「あ、こういうことだったのか」とそういう記憶が蘇るように出来ているんです。
物理的な富を生み出す科学知識と違って道徳、哲学知識は心理的幸福を生み出す材料になるんです。

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