初めからその国の文化、言語に関心があるのであればそれを勉強するのが一番でしょう。しかし外国語を勉強しよう、英語以外だったら何をしようと思った時のヒントとなればとこの記事を書きました。
外国語といえばヨーロッパ系、とりわけ英語を勉強してる人が多いと思います。
で、多くの中学生が外国語、英語を難しく感じると思います。
でも、日本人にとって見れば難しく感じて当たり前なんですよ。
日本語と比べて音も字も文法も全く違うんだから。
大抵の日本人が初めて触れる外国語は英語なので「外国語」=訳のわからない言葉
という認識が強い。私もそうでした。
でも多くの外国人からしてみれば、「外国語」ってそんなに至難な技術じゃないんですよ。なぜなら大陸の国は隣の国の外国語に触れているから。
アメリカ人は外国語としてスペイン語とかフランス語を習うことが多いみたいですが、はっきり言ってこの三ヶ国語は親戚同士の言葉なので音も字も文法もちょっとしか違わない。
強めの訛りを勉強しているようなものなんです。だからヨーロッパ同士の外国語学習交流は超簡単!(∩´∀`)∩ワーイ
日本語に近い言葉は?
じゃあ日本語の親戚の言葉は?っていうと、朝鮮語や中国語ですね。
がっかりしないでください。
最近は中国の台頭で大学でも中国語を第二外国語で勉強する人が多いです。
朝鮮語に関してはは私は明るくないですけど、韓国で本格的に漢字教育が撤廃されたみたいなので韓国のトップ、ソウル大学校生でも「大韓民国」さえ書けない人がたくさんいるそうです。(韓国の普通の大学表記は「大学校」)
ですから基本的にハングルで覚えなくてはいけません。
なので漢字知識はそれほど使えないかも?
発音と単語がかなり日本語と中国語に影響されているので勉強する際の相性はいいみたいですけど、北も南も大した国ではないし、文化的に影響力も少ないので将来的に潰しも効きづらいと思います。
朝鮮研究とかする方以外は道楽にしかならないかと。
日本人が勉強しやすい外国語は?
- 中国語ですね。日本語との互換性が非常に高いです。
- 聴読中国語―HSK(漢語水平考試)大綱準拠 (東進ブックス)/津田 量
実用性も経済的にも価値が高くなってきているのでビジネスマンで中国語を勉強してる人もいますし、大学の授業で「ビジネス中国語」とかいう感じの授業が多くの大学で取り入れられてます。
文字も単語も似ていますが発音が難しいです。
ただし、単語は約半分日本語でも使ったり予想しやすいものが多いので覚えるのはとても簡単です。
文法は英語に似ているし不規則変化がないので負担がまぁ少ない!\(◎o◎)/
中国語と日本語は国の文化的能力が高いので互いに影響しあっている言語なんです。
ご存知のように古来からの四字熟語、諺なんかは中国から日本へ影響を与えていて、近代的な言葉(科学、哲学、職場、達人、文化、健康、衛生など)は日本語由来のものが多いです。
だからアジア文化に興味のある人たちは日中の言葉を合わせて学ぶ人も多いんです。
それでも英語がやりたいんだ!っていう方は急がば回れってことで英語の他にヨーロッパの言葉をもう一つ学ばれてはいかがでしょうか?
長時間勉強すると疲れてきますよね。あれって実際は疲れてきているのではなくて飽きてるんですよ。脳みそが。
なので英語ばっかりやったら飽きてしまうので休憩にラテン語なんかはいかがでしょうか?
ラテン語はヨーロッパ諸語の古文なのでヨーロッパ語を学ぶ際の万能な補助言語です。
ただし、現在ラテン語を公用語としている国は
バチカン市国のみ(ただし公文書としてのみ。通常はイタリア語)。
実用性には少し欠けるかも知れませんが、ヨーロッパの言葉の多くでラテン語の名言、箴言から一般的な熟語まで引用されることが多いので、覚えておくと知的なヨーロッパ語を使える人になれます。(日本語で話しているときに漢文古文を引用する感じ)
↑これなんか結構面白いですよ。
言語を勉強するからといって完全に覚える必要なんかないんです。
英語などの補助として覚えるんですから休憩時間に気に入った短い文句を覚えると、西洋文化や考え方も身につきます。
だからただ単純に英語を勉強するよりも大した勉強時間を使わなくて博識の仲間入りができます。
でも、日本語を覚えないと折角の外国語も意味がありませんよ。