ノーミソ刺激ノート

読書やスポーツ、言語に関することを書きます。

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「生きる力」とはなんぞや。文科省さんよ。

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久々の「教育」のテーマです。

新学習指導要領の主なテーマは
「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/idea/1304378.htm

では「生きる力」とは何か。
以下上記HPより抜粋(注目すべきところは太字にしてます)
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教育基本法の改正等で明確になった教育理念を踏まえて教育内容を見直します

<教育の目標に新たに規定された内容>

能力の伸長、創造性、職業との関連を重視

●公共の精神、社会の形成に参画する態度

●生命や自然の尊重、環境の保全

伝統と文化の尊重、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛し

 他国を尊重、国際社会の平和と発展に寄与

○学力の重要な3つの要素を育成します

● 基礎的な知識・技能をしっかりと身に付けさせます
知識・技能を活用し、自ら考え、判断し、表現する力をはぐくみます
学習に取り組む意欲を養います

○道徳教育や体育などの充実により、豊かな心や健やかな体を育成します

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すんごく項目が多い。ふんわーりした内容です。

つまり、これを教師が読んで一人ひとり解釈して教育にかかわるしかない。

私の解釈では、ここでいう「生きる力」とは

「思考力」

のことだと思います。


ふーんなるほどね。確かに生きていくには考える力が一番必要だわ・・・


とでも思います?

違いますよね。

生きるには「経済力」が大切だって

思いません?

金がなきゃおまんまにありつけませんよ。


ただし、「経済力」だけでは不十分なんですよ。

お金儲けができても、お金儲けの方法を考えないといけないし、

お金の用法も考える必要があります。

だから「思考力」が必要なんです。


ここで「思考力」には関係なさそうな一文を発見。

伝統と文化の尊重、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛し

ん?

伝統文化がなんで入ってくるの?


ここが結構話題なんです。

旧指導要領で学んできた私からしてみたら驚きなんですが、

今、小中学校の国語で

簡単な古文漢文をやってるそうです。

え?あの漢文を!?

受験科目の「漢文」といえば

立ち位置は非常に肩身狭く、

偏差値の高い高校であればあるほど漢文をやることがありません。

なぜなら

受験科目として取り扱う大学が少ないから。

日本文学科に受験をするにしても

漢文が必修じゃない場合があるみたいです。


伝統と文化を尊重することに関しては

体育で武道を必修化させたり

美術で和装や美術文化、

社会で文化遺産教育を充実することが盛り込まれているようですが

何よりも国語の古典をかなり意識していること

は間違いありません。

文科省大学入試のために古典が軽視されていることに

危惧しているのかもしれません(私の推測ですが)。


本屋で今何かと『論語』が置かれてるところが多くありませんか?

もう一つ多いのが『孫子』。

これらがどこで置かれているかといえば

ずばり経済・経営に関するコーナー

にかなりスペースを設けてるところが多いです。

ビジネス雑誌でもよくこの二つがよく出てきます。

なぜか。

ビジネスの上でも思考力が重要課題であり、

それを培うための科目の最たるものが

漢文だからなんです。


繋がりましたね。

「経済力」には「思考力」のための「古典」が重要視される。

これからの公教育がどうなるかの推測でした。

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