ノーミソ刺激ノート

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読書のカッコよさについて

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読書ってファッションになりますよね。

Twitterを見ていると自分の本棚をきれいにして晒している人が結構います。

 

主に中高生ですね。

私からしたら

 

「こんなきれいな状態では読んでないだろ」

 

って思うんですけど、読書経験が浅いうちは本当の楽しさや、本棚の整理に気を配っていられない感じが分からないはずなので、それでいいと思ってます。

 

それを否定的に考える人もいますけど、はじめはファッションでもいいと思います。

ある程度読んでいくと、

 

「本を読んでいることがかっこいい」

 

という俗物的な気分から離れることもあったり、

 

「読書の楽しみの本質ではない低俗な話」

 

とも思います。

けど、知性的な人はかっこいいと思うのは人間のサガです。

ちなみに私が晒してるのは、一部で、貴重本のコピーをまとめた写真です。

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知性はかっこいい

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厳密に言えば知性的でありたいと思うから読書をかっこいいと思うので、ファッションとして読むことは何ら悪いことではないですよね。

 

読んでいないのに読めているふりをしていたらかっこ悪いですけど、それは中高生位なら仕方のないことだと思います。

 

物を知らない段階では「かっこいいから」というのはモチベーションになります。

結果的に知性的になれたらいいじゃないかと思います。

 

数冊読んでいくうちにたくさん読めるようになってくるものです。

読書は技術ですから。

 

【読書の技術に関して詳しいことはこちらをどうぞ】

楽して哲学を学ぶ方法 - ノーミソ刺激ノート

 

本を1000冊読むとどうなるか - ノーミソ刺激ノート

 

それなりに本を読んでいれば、馬鹿なふりをしようとしても勝手に知性はあふれますし、頭のいいふりをしても馬鹿はばれるものです。

語彙力の問題ですね。

 

語彙力は人格そのものですから、語彙力が上がれば怒りにくくなりますし、怒りにくいっていうのは人格に通じるじゃないですか。

 

何で怒らなくなるかというと、不安が収まるからです。

言葉にできないという事は不安になります。

とはいえ全くなくなることは無いと思いますけど。

 

言葉にできれば今の現状が、自分自身に説明できます。

説明できるとは納得できるという事です。

 

だからイライラする必要が無くなるんです。

怒りっぽい人で読書してる人っていないはずですよ。

読書してないから怒るんです。

 

【語彙力に関して詳しいことはこちらをどうぞ】

語彙力が上がると何がいいのか - ノーミソ刺激ノート

 

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速読の方法と利用価値 - ノーミソ刺激ノート

かっこ悪い読書とは

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皆さんは街で見かける本を読んでいる人の本を覗いたことがある人が多いと思います。

 

外見から攻めてもいいですよね。

幾ら難しい内容を読んでいても、スマホで読んでいてはゲームをしている人と見た目はかわりません。

 

もちろん外から見える感じを意識しながら読んでいては頭に内容が入りませんから、幾ら高尚なものを読んでいても人から見たらどう思われるかわからないものを外で読む気はしません。

 

例えば漫画とかは、よっぽど気になることでない限り外で読もうとは思いませんよね。

昔は漫画雑誌を電車で読んでいるサラリーマンがいたものですけど、今はほとんど見ません。

 

みんな読んではいるんでしょうけど、タブレットなどで読んでいるんだと思います。外でコミックを単行本で読んでいる人も見たこと無いかもしれません。

 

ハタから見て「かっこいい読書」について考えるということは、逆のハタから見て「かっこ悪い読書」から考えてみてもいいでしょう。

 

まずは最悪の事態を避ける事を考えてみましょう。

そこで考えてみたのはこちら。

 

  • メジャーすぎるもの
  • エログロもの
  • 萌系キャラの漫画的な表紙のもの
  • 宗教や主義、精神世界に関する偏見されやすいもの

 

完全に偏見ではありますけど、以上のようなものを読んでいる人にあまり魅力は感じません。

 

もちろんこういうものが多く売れているので、本を読んでいる人のほとんどは以上のものを読んでいるんでしょう。

 

それ自体は否定しません。

が、何も外で読むことは無いでしょうと思います。

エログロは言うまでもありません。

 

大前提として何読んでもいいんですけど内と外で読むものは分けるべきですよね。

ドラマや漫画化されるようなメジャー過ぎるものや、ラノベのような簡易小説は基本的に読んだことが無いし、そういうものに嵌っている人はカッコいいと思えませんね。

 

確かに全く読まない人よりはラノベを読んでいる人は言葉を知っているなという印象があるので知的作用は十分あるんだと思いますけど。

 

精神性の高いものでトンデモ系は読みません。

宗教学、神学に関することは哲学に通ずるので、大学院生の期間中ある程度読みましたが、一般人はそういうものが分からないので外では読みませんね。

 

じゃあかっこいいものって何かって考えたんですけど案外難しいですよね。

知的に感じるものであれば何でもいいと思います。

 

でも哲学関連は大抵難しい題名のものが多いので精神性が偏見を持たれ易くなければいいと思います。

何より大切なのは

でも何しろ大切なのは何を読んでいるかを見せつけることではなくて会話の中で何を話すかによると思うんですよね。

 

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いくら難しそうなものを普段読んでいたって問題は「何が話せるか」ですよね。

いいものを読んでいても全く理解できていなければまともな事は言えないでしょう。

 

結構、本を読んでいるのに大したことが言えないと思っている人は、自分に合ったものが読めていないとか、回数を重ねて読んでいないというのがあるんじゃないでしょうか。

 

意外と何度も読むことを嫌う人が居ます。

しかし難しい本の馬場井は何度も読むという事を前提にしたほうが良いです。

なんせ難しい本は一回では理解が出来ません。

 

これは大学教授クラスの人が何人も当然のように言っていることなので、何度も読むことは決してバカなことではありません。むしろそういうものを読めることを誇りに思いましょう。

 

人に話せる程度の読書は最低でも4回くらいでしょう。

あくまで私の体感ですけど、そういう風に書かれている本もあったので、間違いないと思います。

 

プロ級であれば100回です。

これは大学院時代の先生が言ってたことが根拠です。

 

【読書の回数に関して詳しいことはこちらをどうぞ】

本を何回も読むのはなぜか。 - ノーミソ刺激ノート

 

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複数回読むときは当然流し読み、速読を含めていいですが、精読もちゃんとすれば強固な話ができるでしょう。

でも普通の人ならちょろっと話せればいいだけでしょうから3回くらいでもいいでしょうけど。

 

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