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ノーミソ刺激ノート

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「愛読書」とは何か

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最近聞かれなくなった「愛読書」

 

愛読書とは「何度も読む本」です。

「愛読書」というのは「愛でる読書」ということですから、一回きりの関係の本ではないんですよ。

本の中には一回だけ読んだというものがたくさんあるでしょう。

簡単に読めるものや、すぐに情報が得られるものは素晴らしいです。

が、何度も読んでも面白いもの、もしくはなんでか知らないけど何度も読んでしまう本というものが存在するんです。

 

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そんな人生に於いて重要な働きをしてくれた本のことを愛読書と呼ぶべきです。

読書は一回読んだら終わりというものではないんです。

 

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本を何回も読むのはなぜか。 - ノーミソ刺激ノート

 

一回読んだら終わりだと思っている人が割と多いんですけど、本を買うことが国民の大きな娯楽に一つだった時、一冊の本を何度も読むという事は普通だったんです。

 

面接で「愛読書は何ですか」と聞かれることが多いと聞いたことがありますが、どういう本がいいかというのは悩みどころですよね。

 

でも「どういう本がいいか」というより、「なぜその本を愛読するのか」という方が重要でしょう。

本自体に価値があるのではなく、本を読んだときの心の動きに価値があります。

心の動きは一生を通じて揺れつづけるものなので、それはその人自身の価値に繋がります。

 

中高生の場合は小難しい古典である必要はありません。普通は小説を挙げるでしょう。

でもすぐに見つかるものではないので、できるだけたくさんの本を読んでしまうことをお勧めします。

 

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が、すぐに読めるものではないですよね。

そういう時こそ漫画版を先に読んでしまって理解をした後に本書を読むことをお勧めします。

 

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一見遠回りに思えるかもしれませんが、読書はすぐに上達するものではありません。

読書は何度も読むことが前提だと思うべきです。

 

本は人と同じで、一回あっただけではその人の本質なんかわかりやしません。

何度も何度も読んで、自分の血肉になるまで読むのが愛読です。

とは言っても初めから何度も読むのは飽きるでしょうから、とりあえず二日に分けて2回読むことからでいいでしょう。

本来は少なくとも4回行きたいところです。

 

これだと思った本は人に話せるくらい関連書籍をたくさん読みましょう。

 

サピエンス全史は周辺書籍も面白い。 - ノーミソ刺激ノート

 

案外いいのはNHK出版の「100分de名著」シリーズです。

薄手で専門家が周辺知識を交えながら解説してくれているので一冊でその本に関してかなり詳しくなれます。

 

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話題の本や名作であれば研究書や入門書が充実しているので関連書籍を読むことによってその本の理解が深まります。

 

意外と関連書籍を読んでいる人って少ないんですけど、そういう本はその道のプロが読んでくれているものなので、個人で何度も読むよりもずっと深い読みをしてくれています。

このようにその本自体でなくとも関係している本をたくさん読んでいるのも愛読に含んでいいと思います。

 

本作が有名になればなるほど簡単なものからプロ向けの論文クラスまであるのですが、子供でも読めるものを5冊ほど読んでいればとりあえず素人の話すレベルはいけるでしょう。

 

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面接できかれる「愛読書」

私もそうですけど「愛読書」という言葉を初めて聞いたのは小学生の時に、

 

「将来、面接というものがあって愛読書というものを訊かれることがあるから用意しとけ」

 

というような話の時に初めてその言葉を知りました。

 

そこでなぜその本なのかと訊かれた場合の答えるべきポイントを考えてみましょう。

 

  • どこでその本を知ったか。
  • いつから読んでいるのか。
  • 何回読んでいるのか。
  • どこが心に残ったのか。
  • どういう時にその本のことを思い出すか。

 

「どこで~」というのはどこでもいいでしょう。普通は先生から聞いたというのが多いでしょうけど、今の時代はネットで書評を見たでも構わないでしょう。

 

きっかけはどこでも構いません。あえて「どこで」と訊くのはその本に出会ったきっかけを知りたいだけです。

 

「いつから~」というのは愛読書というくらいですから長期にわたって読んでいると普通は思うでしょう。

仮に以上の事を訊かれなくても、愛読書のエピソードとして話をする際にスラスラとこれらのことを話せれば問題ないでしょう。

 

「何回~」というのは聞かれないかもしれませんがアピールポイントとしてサラッと話ができればいいでしょう。私自身、読書回数を数えるのは反対です。

 

読書に数字を求めてはいけない。 - ノーミソ刺激ノート

 

が、人に話をするときは具体的な数字を挙げると人の気持ちに刺さりやすいので話をする際には適度な数字を入れることが効果的でしょう。

 

「どこが~」というのは言うまでもなく大きなポイントです。

一番いいのは読書感想文が書けるぐらいのことが話せればいいんです。

 

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つまり「あらすじを話す」のは一番ダメなパターンということです。

その本を何度も読んでどこがおもしろかったのか、どこに共感したのか、できなかったのか、なぜ愛読書になったのかという事を話せるようになりましょう。

 

これは一回読んだだけでは絶対に無理です。少なくとも4回読みましょう。

 

「どういう時に~」というのは普通は訊かれないかもしれません。

が、私だったら社会人に対してだったら意地悪で訊くかもしれません。

なぜなら愛読書というのは人生のあらゆる場面で思い出す場面やセリフが出てくるようなことだからです。

 

読書というのは人生に活かされるものだから人生で思い出すのは当然のことです。

中高生には聞いても普通は答えられませんが、面接でこういうことをサラッといえたらポイントが一番とれるところでしょう。

 

「愛読書」ってなんだ

愛読書という言葉は最近聞かれなくなりました。

面接というものから縁遠くなった場合、その今だからこそ「愛読書」について改めて考えてみてもいいでしょう。

せっかく読書するんですから愛読しているものがあってもいいでしょう。

 

一回読んだら捨ててしまう、売ってしまうというのはここ20年くらいからじゃないでしょうか。

 

三国志に「読書百遍、意、自ずから通ず」ということばがあります。

 

三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)

 

 

どんな難しい本でも百回読めば著者の気持ちが通じるという意味です。

 

難しい本を百遍も読むのは辛いかもしれませんが、本というのは沢山あるので読んでいくうちに自分にピタリとくる本が必ずあります。

 

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そういう本は読むなと言われてもついつい読んでしまうくらい「愛でて」しまう本なので愛読書となるんですね。

 

そういうものは国民の半数以上が読書をしていた時代だったら普通にありえた言葉なんですけど、今それほど読書人口がいない時代ですよね。

 

となったら「愛読書ってなんだ?」と疑問を抱くのは当然のことだと思います。

 

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芥川賞の又吉さんがテレビで『人間失格』を「まじで百回読みました」という事をおっしゃってましたけど、これだという本は百回読んでしまうものなんですね。

 

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