ノーミソ刺激ノート

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乱読の3つの方法

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読書について (光文社古典新訳文庫)

乱読の方法

 

  1. 興味のある本をたくさん手元に置く。
  2. 目次で興味のある所だけを探す
  3. 10行程度読んでは次、読んでは次を繰り返す。

 

興味のない本を読んでも頭に入りません。

「頭に入るかどうか」

という事を意識しましょう。

 

  • 難しすぎる本
  • 興味が持てない本

 

これは読んでも頭に入りません。

だからこそ「興味のある本」をまとめて読みましょう。

 

これだと思えたものは、精読する本にしておけばいいんです。

 

興味ってどんどん変わるものですから「今」興味のあるものを集中して読みましょう。

今興味のあるものが明日に興味が持てるとは限りません。

興味のある本を読もう。

本をたくさん読んでいけば興味は勝手に移るものです。

だから今興味のあるものは今しか吸収できないという気持ちで読むくらいがちょうどいいんです。

 

本一冊丸々読むのが乱読ではありません

一冊全部読むのではなく、今興味のあるものを読めば良いので、目次を開いてピンと来るところだけを読みましょう。

 

そこだけ興味が湧いていて、他にはあんまり関心が湧かないってことはよくあることです。自分にとって本当に大事なテーマだけど、今は興味がわかないのであれば、後で精読すればいいんです。

 

乱読すると決めたらとりあえず乱読でOK。

乱読と精読は別の読み方なので、精読は精読で別の機会に読めば良いんです。

10行程度で飛び移る

私は乱読は10行程度までにしています。

これはあくまで目安の数字ですし、固定ではありません。

 

「あーもう頭に入らないな」

 

って思ったら次の興味のある所に移ればいいんです。

もう少し読みたいと思うならもっと読んでもいいし、2行で感動したんだったらそれでもいいです。

 

とりあえず「たくさん読まなくてはいけない」という意識を無くしましょう。

文字を読むことが目的なのではなく、あなたの心を動かすのが読書の目的なんです。

 

乱読でどれくらい読めるか

文庫本の大体1ページは16行で300ページ。

つまり

 

16×300=4800(行)

 

一冊は大体4800行。

毎日10行だけを、1年(365日)読むんだったら

 

10×365=3650(行)

 

で、大体1冊分と一緒です。

「なんだ、一年読んで1冊分かぁ」 

と思うかもしれません。

 

が、自分が興味が持てるところだけ集中的に読むのであれば、読書の質が良くなります。

そして色んなテーマの本を毎日読むのであれば、毎日一冊をなんとなく読めば365冊分のテーマが読めるんです。

 

1冊読むことが教養をはぐくむとは限りません。

はじめの内は特にいろんなテーマを読めば良いんです。

 

そして読書生活を続けていくと、その乱読が読書する力の大きな土台になるんです。

1冊丸々読むという事は大切ですけど、それだけが読書ではありません。

 

自分の興味のもてる所だけ集中して読むほうが、頭に残りやすいんです。

 

1冊読みこむのは、自分の人生にとって最重要だと思う本だけでいいんです。

それは親友を作るのと一緒。

その他の人は「大体わかる」って程度でいいじゃないですか。

 

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乱読と精読を分けよう

  • 「乱読」はドンドン読み捨てるように読むこと。
  • 「精読」は何度も舐めるように読むこと。

 

本は人と同じです。

だから書店で「この本は良いな」と思ったものは大体10行くらい読んで、良いなと思えば買って読みこめばよくて、そうでなければ他に当たればいいんです。

 

一生分に読める本は限られています。

有名な本を読むだけでも一生以上かかるんですから、選ばないといけません。

 

まだ詳しくないけどとりあえず詳しくなりたい領域があれば、その本を図書館で簡単な本を読みこめばいいでしょう。

 

興味のある分野なら10行程度では満足に済みませんからドンドン読めたりします。

するとその分野のリテラシーがどんどん上がって、速読が出来るようになるんです。

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