お金がないんです。
でも本が読みたいんです。
そんな苦学生の味方。
それがジュンク堂。
ジュンク堂を知らない人のために
何とジュンク堂は椅子がある。
つまり、座り読みが可能。
どういうことかというと、お店が座り読みを公認しています。なんていいお店でしょう。だから私は贔屓にしています。
「時間が一時間しかない」
とかに行ってみるのがいいですね。
これは普段の勉強にも言えることですけど、短時間で読もうとするので情報量も多く採ろうと脳が集中してくれます。
いくらでも時間がある時に読むにしても案外集中できなかったり、他なおことをしてしまったりということがありますよね。
大学に入ると自分の専門科目ばかりやるので他の勉強をすると新鮮味があって、面白い。
就職した後にしても読む本、買う本は仕事関係に限られがちですよね。
最近はまってるのは心理学。
世の中を生きていくうえで人の心を読もうとしない人は居ないと思います。
そんな意味で人は誰しも心理学者みたいなものです。
しかし、プロの心理学の本は一冊くらい読んでおいたほうがいい。
あやしい本は買わないように
世の中普遍的に心理学の本は出てますけど、素人が手を出しやすいんですよね。
この手の本は。哲学とか古典の本もそうなんですけど、
「~協会」
「~編纂委員会」
とかいって著者を団体名にして責任者をあやふやにしたり、有名人の書いた本にして売っているものも多いです。
大体そういうものって質が悪いんですよ。
そういうものって読み手も全くの素人が多いんでそういう人を狙ってるんですよね。
「それでも間違ったこと書いてないから素人にはいいんじゃない?」
と思うでしょう。
広い心で見たらそうですし、初学者はそういう本に手を出すものです。私も経験がありますし。
でもいつまでもそういうものばかり買っていたら発展的な知識は得られません。
そういう人が多いんです。ですから本格的に買う前に著者が誰なのか、どういう業績を持っている人なのかということを気にしてほしい。
初めのうちは質の違いに気づきにくいですが、10冊も関連書籍を読んでいればすぐに違いが分かって来るはずです。
立ち読みをススめる理由
自分独自の経験で「これはこうだ」って思うことあるじゃないですか。
そういう「自分の中での心理学」が実はプロの学問の世界でも認められているものだったりします。
そこから自分が見えていなかった新たな展開がされていたりして、人と人の間の世界がクリアに見えてきて快感です。
立ち読みでいいので。
そんなこんなで専門書は、ちょっと読むだけで世界が広がります。
そもそも読書というのは一冊丸々読まなくたっていいんです。
一冊丸々読まなくてもたった一言でその後の世界観に違いが出てしまうのがいい読書だと思います。
もちろん一冊にまとまった本はは有機的につながった内容のはずですから名著はしっかり読んだほうがいいでしょう。
一冊読んだときにはその人の体系的な一個の世界ができるのでそれはそれでいいんですけど、一冊読まなくてはならないというプレッシャーを感じなくてもOKです。
「速読」が流行ってますけど、一冊の本をちゃんと読むというよりも、読まなくてはならない本を早く選べる力のほうが効率がいいんです。
社会のあらゆるところで何の学問が利用されているのかがわかると、その社会が何を意図しているのかが読めてきます。
もちろん学校の教科書指定の本とか個人的に勉強したい専門科目の本なんかは買いますけど、ジュンク堂でね。
それ以外の学術専門書は高いので座り読みをしています。
みなさん気軽に立ち(座り)読みしましょう。許される場所、範囲で。