ノーミソ刺激ノート

読書やスポーツ、言語に関することを書きます。※本ページにはプロモーションが含まれております。

広告

一生読み続けたい本

広告
政治家のリーダーシップが問われる昨今リーダーシップに必要なものは言うまでもなく独自の確立した心の豊かさ、哲学が必須です。


今回紹介する本は古典なのですが現代語訳されていて誰にでも読めるものです。
理系に進まれた(進まれる)方、女性の方に特にオススメ。 

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

 


戦後、福沢諭吉によって古典が排斥され、哲学が軽視されてきました。
それは実用的な学問「芸」(簡単に言うと理系科目)が重要視され、日本人は物理的な豊かさを手に入れました。
しかし現代日本は豊かさの骨頂に達し、未だに物足りなさを感じているようです。

そこで必要なのが人格形成の学問「道」(簡単にいえば哲学)が必要なのは明白。

戦後復興をした礎は「道」の教育にありました。
具体的な宗教観を持たない日本人は子や孫に伝えられる生き方を頼りにしていたのです。

そこへ福沢諭吉の「芸」の推奨のよって日本は急成長したのです。しかし今はそればかり。バランスが大事なんです。
人が人を認めるのは財産や名誉だけではダメ。
その人がどんな信条を持って生きているかも重要。

 

著者の佐藤一斎

kecの教養部(語学寄り)

とは、伊藤博文木戸孝允高杉晋作の師匠の吉田松陰坂本龍馬の師匠の勝海舟

kecの教養部(語学寄り)

の師匠である佐々木象山

kecの教養部(語学寄り)

の師匠。
つまり近代日本を創った大基。
東京大学の元となった昌平黌の儒官(学長)を務めた人。

西郷隆盛が一生読み続けたというこの書籍。
実用本は数回読んで記憶出来れば不必要ですが、このような「道」に関する本は読み続けなければ意味がありません。

だから大昔から読まれているのです。だから古典となりうるのです。古典を実用本と履き違えないでください。

繰り返しますが現代語訳もされているので古典を知らない人でも読みやすいです。
アマゾンで中身を閲覧できます。

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

 

 

関連コンテンツ スポンサーリンク