昨日の王子の結婚式で
「父と子と精霊の御名において」
”In the name of
the Father,
the Son and
the Holy spirit.”
っていう言葉が出てましたけど、
父=神
子=イエス・キリスト
のことです。
父と子と精霊で「三位一体」(さんみいったい)。
小泉政権で使われてましたけど
元ネタはキリスト教の言葉です。
テレビで誰かが「宗教的な儀式」
って言ってましたけど、
当たり前。
世界中の結婚式自体、
宗教行事以外の何者でもないです。
宗教っぽいことに関心をもつのは
日本人くらいですよ。
そんなものが自分の中にないですから。
「え!宗教っぽい!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ」
なんてナンセンスなんですよ。ひとつもぽくないんです。
宗教そのもの。
宗教がなければただの通い婚でいいんです。
つまりただの子孫を作るかどうかだけの話。
「そうじゃない!結婚はもっと神聖なものだ!」
って思うから、宗教になるんです。
否定するようなことじゃないんですよ。
私もそうですけど
日本人は宗教に興味がないですから
昔は自宅で親戚同士でやってるのが大半で
少しだけ宗教っぽい方式があったらしいです。
要するに考え方は今と変わらなくて
それぞれ好きなようにやっていた。
そんで大正天皇の結婚式が神前で行われた
ってんでミーハーな国民はそれを真似た。
そのあとにキリスト教なんて名前しか知らないのに
なんかかわいいから
それも真似て、細分化されて今に至ると。
どの時代の日本人を見ても
本質よりもコンテンツに引っかかるんですね。
日本人は
「外からいいところだけ取って独自に変える」
ってよく言われますけど、
裏をかえせば本質を知らないんです。
だから外交が下手なんです。
独自に変えられるのは
それなりに歴史的文化的蓄積があるからですけどね。
「学ぶ」は「まねぶ」(真似ぶ)が語源なので
中国韓国と同じで
真似する民族なんですけど、
("Study"は「熱中する」という意味が語源)
運良く韓国よりも歴史があったり
中国みたいに傲慢さも無いので
彼らみたいに変なことにならずに済んでるんですけど。
馬鹿っぽいけどそんな感じが昔から続いてるから
そのことに関しては
国民性は一切ブレてないんですよね。