ノーミソ刺激ノート

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国語で漢文を勉強する理由2

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だいぶ前に書きましたけど
「国語で漢文を勉強する理由」
その続きです。

漢文を訓読するという特殊な技法
がありますよね。
ここでの「訓読」とは
葉をのように一定の流れに沿って
読む技法で、具体的には
「レ点」や「返り点」をつけて読む方法
のことです。
これは外国語では邪道です。
英語を読む際の目標は
前から順を追って読むことです。
それに返り点をつけたりしてはいけません。
それは外国語を読むことにはならないからです。

逆に言えば、
返り点をつけると
日本語として読むということ。
言うまでもないですが
日本には独自の文字がなかったので
漢字から仮名(ひらがな、カタカナ)
を作りだしました。
それと同じように
今読んでいる日本文も、
もともとは
漢文だったんです。
でも日本人の言葉「大和言葉」と
ギャップが生じるので
その穴埋めに
「仮名」ができたんです。
だから今では
「レ点」や「返り点」をつけずに済んでいるんです。

強調しますが「漢文」は昔の日本文なんです。
確かに古代中国文なんですけど、
日本の文章は「漢文」を基本としているということ。
これは日本語の基本中の基本なんです。
それを日本人は義務として
絶対に理解しなくてはいけないので
漢文を読んでいるんです。

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