超有名な、聖書の一説(ラテン語)
In principio erat Verbum,
et Verbum erat apud Deum,
et Deus erat Verbum.
はじめに言葉ありき。
言葉ば神とともにあった。
言葉は神であった。
In principio erat Verbum,
の部分は英訳すると
In the beginning was the Word.
(”Verbum”は”Verbal”の語源でもありんす)
言語学の世界でよく言われているのが
言葉が無ければ思考ができない
ということ。
言葉によって初めて「認識」が生まれて
それによって「思考」ができると。
でも、この動画をご覧ください
猫でも赤ちゃんが「認識」されてますよね?
では猫も「思考」しているのか。
言葉が無ければ文明が発達しないんですよ。
言葉というのは・・・・
ちょっと難しくなるので
興味がある人はソシュールの本をお勧めしますね。
もとい、
そもそも一番初めの言葉が生まれるときにだって
それ以前の思考が無ければ
言葉が生まれるわけも無いっていう
「鶏卵論争」になってしまうんです。
個人的に思うのは、
この動画の猫は思考はしていなくて
感情で動いてると思うんです。
「弱い生き物に牙を向けるのはちょっと・・・」
っていう感情ですね。
言葉が生まれるのって
それ以前にそれなりの理由があるからで
その理由が「感情」だと思います。
自分の命を守るための欲求「エロス」が
感情となって湧き上がった結果の
言葉、論理「ロゴス」
ではないかと。
それだけ原始的なものなので
論理的(文明的)に生きる人よりも
感情的(動物的)に生きる人のほうが
長生きするんだと思います。