ノーミソ刺激ノート

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オーストラリアの英語研修(1ヶ月)の感想

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9日にオーストラリアから帰って来ました。

率直な感想を言うと
案外英語に自信がなくてもイケるもんだな
って感じですかね。
私は英語を授業で勉強した経験が高校三年までしか無く、
それ以降は中国語やらフランス語やらに気を取られて
英語はほとんど読むことはありませんでした。
でもそこそこの英語コミュニケーションがうまくいったのは、
受験英語の賜物でしょう。
単語と基本文法さえ押さえていれば
だいたい80~90%の事は理解できました。

まぁ相手が簡単な英語を選んで使ってくれたということが
大きいかもしれませんが。

問題は相手の話すことは理解できても、
自分が話すとなるとうまくいかないんですね。
驚いたのが
基本文法さえ使いこなすことができない。

疑問を投げかけたい時に
主語と動詞をひっくり返さずに
語尾のイントネーション上げて疑問文にしたりしてました。
頭の中が日本語なので日本語の脳で英語をすぐに話そうとすると
そうなるんですね。
でも英語圏の赤ちゃんも疑問を肯定文法で話したりするそうなので
みんな理解してくれました。
後は
簡単な単語が出てこない。
簡単な言葉で済むのに難しい言い方をしてしまう
など、教科書を勉強しただけで実践的な英語脳になっていない分、
生きた英語を使いこなすことはできませんでした。

逆に言えば、
一年もいれば絶対に生きた英語が身につくということです。
なんだかんだで中高で英語の基礎が身に付いているので
私以上に英語が出来ない人でも
英語の能力が飛躍的に上がる人もいました。
まぁ私は英語の専門家になる気は無いので
1ヶ月の英語経験で十分なんですがね。
専門でもない科目の英語を勉強しすぎるというのも
受験生ならまだしも
大学生なので必要ないんですよ。
むしろやり過ぎると将来の邪魔になりかねないので。

一方、
日本語で考えることが少なくなったので
少し馬鹿になったような気もします。
クリエイティブな仕事がしたい人は
外国語を勉強しすぎるのはお勧めしませんよ。
あくまで母国語に軸足をつけとかないと
えらい目に合うと思います。
人間は言葉で物事を考えているので、
日本語で考えたことを
英語にアップロードするのに時間がかかるんです。

勝手なこと言えば
楽天とかファーストリテイリングが英語を公用語にしたじゃないですか。
あれって社長はそこまで考えてないと思いますけど、
社員があまり頭を使わずになるので
経営者からしたら丁度いいのかもしれませんね。
金稼ぎにそこまで芸術的で突飛なクリエイティビティは必要ないのかな。

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