基本的には読書
ブログを始めたきっかけは、日本の書籍読者人口が減り、読解力、会話力が減っているということを実感したからです。
身近な友人三名はいずれも読書をせず、年間読書冊数はオールゼロ。
しかも彼らは会話が下手です。
決して学力が無いわけではないんです。
其々仕事も勉強もしていますが、仕事に関する勉強ばかりで文学的基礎教養がない。
彼らの中の一人(理系大手エンジニア)は、
「仕事は楽しいしやりがいはあるし、趣味(スポーツ関連)はあるけど、なにしろ教養がないから会話が持たない。このまま指導的立場になったり管理職になることはあるだろうけど、基本的に一生同じことをして、会話レベルもそこで留まるのかと考えると不安だ」
とのこと。
こういう人が多いから、いわゆる語彙力本が本屋さんに行くと本当に多いですよね。
そこでお勧めしたいのが以下の記事。
世の中には語彙力の本があるけど
語彙力に特化した本がありますよね。
読んだら面白いし、すぐ読めて達成感もあるんですけど、これだけ読めばOKではないです。
こういうものです↓
もちろん読みたければ読んだほうがいいです。
語彙力アップはどれだけ語彙に出会うかですから、読んだ本の量が語彙力に直結するというのは嘘ではないです。
こういう本に載っている難読語彙は知らないよりは知っていたほうがいいし、自分が使わなくても人が難読語彙を使った時に覚えていたらすぐに理解はできるでしょう。
語彙力本は本当に多いですよね。恐らく出せば売れるっていうレベルなんでしょう。
私も読んでみて面白かったです。
が、それに加えてこれらの本に書かれているような参考書籍の類もしっかり読んでほしい。
なぜかといえば単語だけ覚えても忘れちゃうんですよ。
実践されているよう例が短いし、魂にひびきにくいからです。
仮に聞いたことがあるけど意味が分からなかった語彙の意味が分かったらそれはもう魂はビンビコ響くでしょうから覚えるでしょう。
しかし初めましての語彙だったら一,二回読んだだけではすぐに忘れてしまいます。
たしかにこの本は短時間でいろいろなことを学べるからいいですけど、すぐに覚えたものはすぐに忘れるのが原則なので深く心に響くような小説、特に名作を併せて読むことをお勧めします。
かといって読書経験が浅いうちからいきなり誰もが知っている名作を読んでも、いまいちピンときませんよね。
何せ語彙力が無いうちに読んでるんですから。その場合は「シリーズ」の漱石!
漱石の語彙力は天下一品です。
まんがで語彙力が上がるのかと疑われそうですが、漫画でも十分です。
しかも一冊にまとめられていて、繰り返し読むことも容易です。
小説は繰り返し読まなければ意味がありません。
そして楽しくなければ繰り返し同じことなんてできません。
これで一度ストーリーを把握してしまえば、あとは本文はどこから読んでも楽しめるようになっています。
漱石は東京帝国大学の英文科を卒業し、英語教師になりましたが、そこへ行く前に二松学舎で漢文の勉強をしています。
現代日本語は漢文とヤマト言葉とカタカナ語(主に英語)ですよね。
この土壌は、この時代の漱石とその弟子の芥川らが現代日本語を作ったといっても
過言ではありません。
漱石文学に触れさえすれば語彙力はグンと上がること間違いなしです。
ちなみに弟子の芥川は中国語もできるので(学校は帝大英文科)、漱石に飽きたら併せて芥川を読むといいでしょう。

- 作者: 芥川龍之介,バラエティアートワークス
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2009/11/30
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