
読書は疲れるけど
どんなに読書好きでも一日に何時間も読むことはできません。
テレビや映画、動画などは受動的なものなのでどんなに体が疲れていようが見ることはできます。
その手軽さから、読書は遠ざけられていったのではないでしょうか。
でも、果たして日本人は本を読まなくなったのでしょうか。
日本語は読解を前提としています。
なぜなら漢字を使っていれば何となく意味が分かるから。
アルファベットのような表音文字(音中心の文字)を使う文化圏では、文字が読み難い障がい、「ディクレシア」(読解障害)がよくあります。
日本語でも、無いとは言えませんが、さほど問題になりません。
なぜかと言えば漢字があるから。
漢字で書かれていれば意味が一瞬で分かりますが、
アルファベットのような「音」中心の場合はイチイチ頭の中で発音しながら読まなくてはなりません。
日本語でも平仮名だけの文字は読みづらいですよね。
ですから日本語は読解に便利な言葉なのです。
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日本語は便利
日本語の使用者は全世界で2%ほどだそうですが、ネット上で使われている言語の70%以上は日本語だそう。
つまり未だに文字中心のネット文化では日本人が有利だという事。
日本語を使う人は殆ど日本人ですから驚異的。
やっぱり日本語の特性なんです。
書きたくなる。書かずにはいられないし、それだけ読む人もいるのです。
一方喋りが苦手だということは日本における英語教育がうまくいかないのも関係しているのですが。
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でも人と話をするよりも情報収集という面では文面で読んだ方が時間短縮にもなりますし、都合がいい時に得られるので経済的です。
ホリエモンも電話をするよりもメールの方が効率的だと言っていました。
仕事に便利
だからこそ日本人は人から学ぶことも得意ですし、仕事が早いのです。
ですから、せっかく日本語を読めるんですから、もっとたくさん本を読みましょう。
経済的に圧倒的価値を得るにはまず読書です。
圧倒的知識、教養を得るポテンシャルは日本語の読解にあるのです。