- 集中する方法
- kindle(キンドル)を活用する
- 学校の勉強の場合
- 集中とは何か
- 集中できないのは悪いことではない
- 場所を移動する。
- 難しい本を読まない。
- 集中できる内容を選ぶ。
- 潰しの利く本を選ぶ。
- たくさんの本を用意する。
集中する方法
読書をするときは、集中できる時とできないときがありますよね。
私は毎日仕事帰り、休日は一日中、図書館に通い詰めました。
そこで、最低1時間、最高6時間は読書できるようにしました。
その時の成功と失敗を踏まえて、ここにまとめます。
まず基本の状態と、もし集中できなかった時の対策を「基本」と「集中できなかったら」でまとめます。
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基本
- 好きな本を決める
- スマートフォンの電源はOFF
- 場所を決める
ここで重要なのは「場所」です。
場所によってはうるさかったり、日の光が当たりすぎたり、気温が違ったりするので、少しでも気にならないところに行きましょう。
人によっては図書館が苦手な人もいるかもしれません。
どこが一番最適かと、色んな場所に行ってみることが重要です。
図書館がダメならカフェとかですかね。
家でなければ不特定多数の人がいるので、その人が原因で読書が阻害されてストレスがたまることがあります。
でもそれは私は仕方ないことなので諦めて移動するようにしています。
そういう風に色んな場所を自分で確保しましょう。
家で集中して読書できるならいいですが、家は読書以外に、生活する場なので、色んなことをして読書が出来なかったりします。
その為にも、わたしは不特定多数の人がいても図書館に行くようにしています。
集中できなかったら
- 場所を変える
- 睡眠をとる
- 5分ほど休憩をはさむ
- 別の本を読んでみる
- 他のことを意識しない
- 頭が悪いと思わない
- 楽しむ
好きな本を決める
本は好きな本、興味のある本でないと読めません。
じゃあ簡単な本がいいのかというと、実はそうとも限らないんです。
難しすぎる、英語が読めないのに英語の原文を読む、というのは行き過ぎたものですけど、知識欲からくる読書の場合は少し難しめがいいでしょう。
でもいきなりそういうものを探すこと自体、難しいですよね。
なんせ、たくさん本はあるんです。
だからこそ立ち読みという手もあります。
立ち読みはあまり推奨しづらいことです。
けど、本屋さんの小説コーナーは、漫画コーナーと違ってビニールが掛かってなかったりして、立ち読みできるようになってますよね。
(村上春樹の新刊などの話題本はたまにビニールが張ってあるけど)
ですからガンガン立ち読みはしてもいいんです。
ただし買ってない本は奇麗に読みましょうね。
それで、読んでいくうちにピンとくるものは絶対に見つかるはずです。
なので、それを読めばいいんです。
人によっては本屋さんではなくネットで本を買うのが当たり前になっている人もいるでしょう。
私もそうです。
その場合はキンドルがおすすめです。
kindle(キンドル)を活用する
「kindle Unlimited」(キンドル・アンリミテッド)なら、月額980円で読み放題です。
ですから、ガンガン流し読みすればいいんです。
はっきり言って、素人が書いた薄い内容のものも多くありますが、本屋で平積みされているようなものも多く揃っています。
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金額は本1冊1000円だとしたら、それだけで元が取れます。
人によっては
- 「自分が読みたいものが全然ない」
- 「1か月読んだら、後は読みたい本は無くなった」
という人もいます。
そうしたら解約すればいいだけの話です。
「kindleアンリミテッド 解約」
でググれば、
このように大体一番上か、その周辺に公式ページが出てくるはずです。
解約ページは目立たないところに有る。
と思っている人もいますが、ググれば一発です。
⇓時期によってデザインは変わるでしょうが、大体こんなページで、「登録管理」と分かりやすく黄色く表示されている所から、解約すれば、いいだけの話です。
本屋で買った本って、行き帰りだけでなんとなく疲れて積読本になるじゃないですか。
でもキンドルで買ってしまえばその場でサーっと読めるのですぐに元が取れるんです。
その上に、お金がかかってる分、たくさん読もうという気に慣れるので一気にダウンロードして読める気持ち、マインドになります。
ですから集中力も維持されます。
ただし、残念ながらkindleにあるすべての本があるわけではありません。
それ専用の本のみですが、種類で言えば12万冊だと公言しています。
といっても自分に興味のあるジャンルか分からないじゃないですか。
そういう場合は、まず「キンドルストア」を押して、
画面左側の欄の
「Kindle Unlimited読み放題」のチェックをクリックすると、そのページに飛べます。
そして、
下の赤丸で囲んだ「0¥ kindle Unlimited」の文字が入っている所は無料で読めるようになってるんです。
そうでない商品には「kindle版」としか書かれていません。
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学校の勉強の場合
学校の勉強をしなくてはいけない場合は、とりあえず嫌いな教科、苦手な教科は後でいいかもしれません。
仮にそういう言う教科でも「やってみよっかな」と思うものであれば、やったほうが良いです。
そういう気持ちがあるなら、「1行でも読んでみる」と読んでみましょう。
本を開けば意外と2行くらいまで読んでしまいます。
「全然進まないと思ったら、2行進んだ」
というのは結構重要です。
だって何もしなかったら0(ゼロ)ですからね。
本はたくさん読んだ方他のものも読めるようになるというわけでもありません。
その1行読んだ時に突然、何かが分かる瞬間があるんです。
そういう「自分にとって重要な1行」というのが読書をしているとあります。
たくさん読むと、知識も読書の仕方の経験も増えるから、他のものを読めるようになる。
という事は否定はしません。
が、正確には、重要な1行を読む確率が上がるといった感覚です。
その「やってみよっかな」という感覚があればこっちのもので、集中できるカギです。
仮に得意で好きな科目なのになんだから、やる気が出ない場合はそれは後にするか、それしかできない状態(その本しか持っていないなど)のであれば、状況は変わります。
意外と、とっとと開いて読んでしまうというのもアリです。
好きな分野であれば、今現在やる気が無くてもついつい読んでしまうものです。
「ヤル気が起きない」と思っていても、無視して開いてしまいましょう。
集中とは何か
多くの人は読書に集中できません。
集中って、なんかハリ詰めた状態かと思いがちですけど、そうじゃないんです。
どちらかというとリラックスした状態です。
え?と思うかもしれませんが例えていうなら、睡眠状態に近い状態のこと。
なぜかというと、そこに夢中な状態だからですね。
他が見えず、ただそれだけに専念している状態です。
よって、大概の場合、集中状態の時は集中することは意識せず、それが切れた時に
「集中してた」
ということに気づきます。
子供が夢中で遊んでる感じですね。「もうそんな時間!?」って感じです。
からこそ、意識が集中するんです。
では、読書において具体的にはどうするかといえば、
気にならない場所で、好きな本を読むということです。
場所が悪ければではせっかくの集中状態でもその糸が切れてしまいます。
「好きな本」というのも結構大切で、難しい、自分に合わない本を読んでいるとそもそも集中できません。
何より好きだということが重要なので、いろんな本を立ち読みして
「自分はこれが読みたい!」
と思えるものを読みましょう。
そういうものは必ずあります。
つまり環境と自分の気持ち、外部と内部の問題です。
集中状態というのは時間を気にせず、とにかくそれだけをやり続けることです。
が、ついついほかのことが気になってしまったり、そもそも本の内容が頭に入らないことがありますよね。
集中できないのは悪いことではない
これは別にあなたの頭が悪いわけではなくて、あの夏目漱石だって『吾輩は猫である』で、漱石自身をモデルにしている
彼はよく
昼寝 をしている事がある。時々読みかけてある本の上に涎 をたらしている。(略)
主人はエピクテタスとか云う人の本を
披 いて見ておった。もしそれが平常 の通りわかるならちょっとえらいところがある。五六分するとその本を叩 き付けるように机の上へ抛 り出す。
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面白おかしく書いていることもあろうけども、実際こういうことだってあったからそう書いてるんでしょう。
あれくらい本が読める人だって、こういう調子の時があるんだからみんな集中できないことがあったっていいんです。
場所を移動する。
家で読める環境があれば一番ですが、家では色んな誘惑があります。
家という環境は生活のあらゆることができるようになっていますよね。
ですから、誰の家であっても意識的に読書に集中できる環境を整備しない限り読書をすることは難しいと言ってもいいでしょう。
私の場合は本を読んでいても話しかけてくる家族がいるので図書館に移動して本を読んでいます。
図書館でもあんまり繁盛しているところだと、うるさい利用者がいたりしますから私枚あ本で耳電をしながら万全の状態で邪魔者の少ない席を選んで利用しています。
しかし一回や二回同じ図書館に行ってもそういう場所はなかなか見つかりません。それくらい図書館は使い込まないと自分の図書館になりません。
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図書館の利用価値。都内の図書館10館利用したうえで思ったこと。
読書というのはそれくらい難しいものなんです。読書人口が減っていると嘆くことが多いですが、そもそもそういう環境を維持することも難しいんです。
難しい本を読まない。
難しい本を読みたがる人は沢山います。私もそうです。もし読みたいのであれば、それの漫画版を先に読むことです。
昔の人は時間に余裕があったので、一冊で何度も読める、何時間も考えられるものが上等とされてきました。
今もそういう価値観はありますし、私もそういうのが好きですが、そんな私でも初めからあんまりわからなすぎると読む気がなくなります。
そういういわゆる名作というものはストーリーを知ったところで面白さがなくなることは無いです。寧ろ大体を知ってからがおもしろいんです。
名作というのはストーリー自体にうま味があるのではなくて、いろんな解釈ができるようになっているので読めば読むほど味が出るようになっています。
難しすぎる本を読んでも集中力は伸びません。
前述したとおり、少しだけ難しい本であれば、わかる箇所がハシゴとなって、だんだん分かって来るんです。
それが快感となって読書が楽しくなることがあります。
しかし難しすぎると、作者を責めたくなったり、読めない自分を責める人がいます。
ですが、そんなことはする必要がありません。
人にも相性があるように、本にも相性があるので、「嫌だ」と思ったらさっさと他の本に移ればいいだけです。
たしかに過去の名作を読むことによって他の作品との知識のリンクが増えて多くの本が読めるようになることはあります。
多くのことを知ることによって人生において多くの助けになることもあります。
が、自分の力量を越えた本を読んでも付いていけません。
ですからたくさん立ち読みをして自分に合った本を多く読むようにしましょう。
そうしていくうちに難しいと思っていた本もいつの間にか読めるようになっています。
例えば私はキンドルアンリミテッドに登録しています。
このキンドルのサービスは月額980円で読み放題です。
1冊1冊本屋に買いに行くのは面倒だし、立ち読みをするにしても足が疲れます。
しかし事前にお金を払ってしまえば、読みたいと思った時に適当に本を選んで読むことが出来ます。
ふとした時に読みたい本が得られるのはいいですよね。
自分が既に持っている本を読むよりも目新しい本のほうが却って集中できたりします。
何事もやり初めに一番エネルギーを使いますが、始めてしまえばあっという間にたくさんの本を読むことができるのです。
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集中できる内容を選ぶ。
そういうものを選ぶことは案外簡単なんです。
先ほど書いたように、たくさんの本を立ち読みすることによって自分に合った本を撰ぶことができます。
そのコツとしては、
- 目次を読む
- 奥付を見る
- 1ページ目から律儀に読むのではなく初めは全体をぱらぱらと眺める
ということが初めはいいでしょう。
これは新書などの随筆でもそうですけど、小説でもやってみてもいいでしょう。
ちゃんと初めから最後まで順番通りに読むことが読書ではありません。
自分がちゃんと楽しめる本かどうかをしっかり見てから読んでみましょう。
そうすれば知らないうちにページをめくる手が止まらなくなっています。
潰しの利く本を選ぶ。
集中力というのはその本を読んでいる時だけではなく、長期的に見て読書を続けていくことも大きく見れば集中力になるでしょう。
しかも過去に読んだことのある経験を生かして新しい本を読むことができればそれはとても楽しい経験になるのです。
楽しければ集中しようと意識なんかしないで勝手にすいすい読めてしまいます。
ですから継続的に読書を積むことが重要です。
例えば即物的に、すぐに利用できるような本はその本だけで完結していて他の本を読む意欲が持て無いことが多いんです。
例えば技術書や自己啓発本ですね。
自己啓発本を読んでいる人は読書家とは言えません。というのは言い過ぎかもしれませんが、正当派ではないですね。
何故ならその読書体験がほかの読書へと繋がらないし、それだから継続的な読書を見込めないからです。
自己啓発本ばかり読んでいる人に限って「読書好き」を名乗る人がいますよね。
別にそれは悪くはないですし、読んでいて楽しいのもわかります。
が、即戦力の情報にはなり得ても、長期的に愛読できるようなものは少ないので、読書をするなら新書や小説も併せて読むことをお勧めしたいです。
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たくさんの本を用意する。
というのは、積読本をたくさん用意しておくという事です。
関連書籍をたくさん持っていることで、疑問に思ったことや集中的に知りたい内容が気になってもすぐに調べくことができます。
積読本が用意できないのなら大きい図書館で読書するのがいいでしょう。
名作であれば解説本などの関連本がたくさん用意されているはずです。
もし図書館がない場合や、適切な図書館がない場合は、キンドルのアンリミテッドでOKです。
たくさんの本を読むという事は、自分で読書の回転数を上げることです。
何事もやり初めに一番エネルギーを使いますが、始めてしまえばあっという間にたくさんの本を読むことができるのです。
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