本は読みたいけど、どうしても好きになれないという人は多いんじゃないでしょうか。
私自身は読書が好きですけど、何で好きになったかというのは理由があります。
それは本を読む人がかっこいいと思ったからです。
子供を読書好きにさせたい
よく子供を読書好きにさせるにはどうしたらいいかという話が有りますね。
その答えは親自身が読書好きになるという結論になるものが殆どです。
でもそんなだったら困りませんよね。
そりゃ親が読書家だったら、大抵は子供も当然のように読むでしょう。
細かく言うと年齢によって方法が分かれるので、方法論を考えるときりがありません。つまりそれだけ複雑な話になるんです。
方法論と親の趣味と子供の性格の傾向によって方法は当然変わります。
つまり本当にそうさせたいと方向付けたいならオーダーメイドの教育になります。
でもそれって大概は難しいです。
どういうことかというと人の趣味を方向付けるという事ですからね。
難しいに決まっています。
むしろ親が読書を勧めたら嫌になる可能性があるので下手に方策を捏ねるよりやめたほうがいいです。
私がそういう人にアドバイスするなら、読書好きの人の元へどうにかして付かせろというと思います。例えば国語専門の塾に通わせるとか。
ただし塾の目的も進学のための塾なのか、読書力をつけさせるための塾なのかで、塾長の教育哲学によって十人十色です。一人のための教育なんて商売になりにくいですからね。あるとしたら高額でしょう。
ですからそこの選び方は親のセンスとしか言いようがありません。
せめて自分が読書好きになろう
ほとんどの日本人は読書をしなくなりました。
でも読書をしたいという人は沢山いるでしょう。
自分が読書好きになりたいという姿勢があるんだったら人にならせるよりも簡単です。
簡単なものから読むんです。
案外難しいものを読み始めてしまう人は多いです。しかしそれでは読書嫌いになってしまうかもしれません。
大人になったから大人の本を読みたいと思う気持ちはわかります。
でもいきなり岩波文庫を読んでも大抵の人は挫折するでしょう。
ひらがなが終わってから漢字を勉強するように、初めは漫画でもいいんです。
自分で1ページ1ページめくって進むのが億劫ならNHKの教育番組でもアニメでもYouTubeいいんです。
100分de名著のテキストがよく出来てるって話 - ノーミソ刺激ノート
動画であればわからなくてもどんどん先に進むので、理解できるところから理解ができます。
本の場合は読み慣れていないとわからないところで止まってしまうのでいつまでも得られるものが得られないまま嫌になってしまうんです。
ですから初めは読書のための基礎知識を得ましょう。
読書は知識で読むんです。漫画であっても、アニメであっても、教養が得られるものを優先的に見るようにすると気づかぬうちに身についているものです。
本来、人間は理解するという事が何よりも好きなはずです。
理解すると快感ですよね。脳内麻薬がドバドバ出てるんです。
なのにどうして読書が嫌いになるかというと理解ができないからです。
人は理解することが好きなぶん、理解できないことが嫌いなんです。
理解できないことは恐怖につながるからです。
幽霊が怖いと感じるのも恐らくそういう事だと思います。
ですからとにかく「理解できる!」という感覚を得るために簡単なものから始めましょう。