「習慣」を変える
読書に限ったことではありませんが、自由に時間を作るには方法があります。
それは「習慣」を変えることです。
人間は脳に楽をさせるために「考えなくても事が運ばれる」ように、「習慣」を作って時間のルーティン化をします。
現状、読書時間が無い場合、それを変えなければいけません。
それには、
- 環境を整える
- 道具を整える
この2つが重要です。
人間は無意識に「習慣」を作ってしまいます。
なぜなら、一日中、
「あれしなきゃ、これしなきゃ」
と考えていたら疲れますよね。
だからこそ、考えないように行動するようになっています。
とはいえ、
「いやいや、考えて行動してるわ」
と思う人もいるでしょう。
でも、たまにどこかいつもと違う所、例えば旅行やデートなどでへ出かける時があるじゃないですか。
そういう、日常とは違う事をしなきゃいけないとなると、妙に疲れますよね。
それは「習慣じゃないから」です。
ですから、普段読書を習慣づけていない人は、読書をすると疲れてしまうんです。
とはいえ、その時間を作るには、習慣の中に組み込まなければいけません。
しかし、人の生活は十人十色。
「ここが空いてるよ!」というように、この記事で指摘することは難しいです。
しかし、多くの人が読書時間に立てやすい時間を上げることはできます。
それは、
- 通学・通勤電車の中
- 寝る前
- 帰宅後の空いた時間
などです。
この時間は、多くの人は何をしているでしょうか。
多くは、
- スマホをいじる
- TVを見る
- ぼーっとする
- 寝る
といったことでしょう。
これらは非常に楽なんです。
なぜなら受動的だから。
読書は主体的な行動ですから、
- 本を選ぶ・探す
- 手に取る
- 文字を読む
と、大したことに思えないかもしれませんが、こういう細かなタスクがあります。
それで億劫になるんですね。
でも逆に、これが出来れば本が読めるんです。
さらに、先に言ったように「習慣化」されれば考えずに行動が出来ます。
「習慣化」されてないからこそ、「あ!今だ!」と思った時にやるようにしましょう。
2週間続けば、習慣化が出来るようになります。
それでもほとんどの人にとっては難しいでしょう。
そう思う場合、先に書いたように「受動的」であれば、楽に進めることが出来ます。
それは「耳で聞くこと」です。
最近は、アマゾンでオーディブル(音声)版の本があります。
まずはそれをやってみると、習慣化のハードルが下がります。
【関連記事】
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「環境」を変える
今の習慣、現状の時間を再構成する必要があるんです。
環境は人と場所です。
周りの人間は雰囲気を作りますし、読む場所そのものは環境そのものですよね。
道具はキンドルです。
読書好きの人は紙の本が使いやすいし、キンドルなどの電子書籍を嫌う傾向があります。
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書くいう私もそうでした。
キンドルの正しい使い方に関しては以下の記事へどうぞ。
キンドルを5年使ってみて分かった、本当の使い方 - ノーミソ刺激ノート
本が読めないと叫ぶ若者たち
Twitterとか見てると読書時間がないと言っている学生が多いですね。
読書時間は確かに作りにくいと思います。
昔はスマホがなかったので、通学通勤時間は普通は読書をしていました。でも今、街中で本を読んでいる人は少ないですよね。
つまり本は読みたいけど本を読める環境じゃないわけですよ。
読書できる環境でなければ本は読めません。
意識でどうにかできるかと言ったら無理なんです。
自分の意志で読書しようと、いくら念じても環境があっていなければ不可能と言っていいでしょう。
一時的にできても続きません。続かないと意味がありません。
という事は本を読むしかない環境を整えることです。
まずはスマホを使う事を禁止しましょう。と言っても難しいので使えない、使いづらい環境(図書館など)に移動することが一番簡単です。
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本を友達にしよう
後は友達付き合いが煩わしいという事もあるかもしれません。
はっきり言って読書を邪魔する友人は切っていいと思います。
友達は多い方がいいと言う風潮がありますが、数人いればいいでしょう。
むしろ友達が100人居るとかいう奴にろくな奴居ないでしょう。
そんなのより、好きな本が100冊ある人の方が魅力的です。
友達100人より愛読書100冊のほうが価値があるぞ - ノーミソ刺激ノート
私は中学高校の友達が一人ずつ継続的に付き合っている感じですが、それ以外の人とはほぼ会うことはありません。
会う必要がないからですね。
もっとたくさんの人と付き合いたいなら付き合うことはできます。二人も友達がいたら芋づる式に
「あいつに誘われたんだけどお前も来ない?」
なんて誘いは年に1.~3回くらい来ます。
別に来なくてもいいですし、大抵飲みの誘いです。
つまり自分一人がたくさんの人と付き合わなくても数人いればズルズルいけるもんなんです。
たまにはいいかなと思って付き合う分にはいいと思います。
そもそもソンジョシコイラの人なんか大した脳みそも文化的素養もないので付き合っても大して有益ではないし、刺激もないです。
今中高生の人ならイメージしにくいかもしれないですけど、今でさえSNSで簡単に友達付き合いが継続できるんですから数年後はもっと便利になってるでしょう。
ですから現在の友達に寄り添う必要もありませんよ。
そんなのより本を読んだほうがいいでしょう。本のほうがいい友達です。
生身の人と付き合いたいという信仰を持っている人でもたくさんの本を読んでいれば、いろんな話ができるようになるので何れにしろ本は読んだほうがいいです。
後ありがちなのは受験勉強が忙しいってことですけど、受験が忙しくてやりたい勉強ができないって本末転倒じゃないですか。
確かに受験勉強で得られるものはありますけど、単純にいい学校に入りたい、いい就職先につきたいというなら辞めて、読みたい本を読める環境を整えたほうがいいと思いますよ。
なぜなら今のような会社、社員という方式はとっくに壊れているからです。
殆どの人は農民でしたよね。
それが今はほとんどの人が会社員になりました。
大衆というのは考えることができないですから大きい流れに乗るわけです。
でも会社員のような大きな組織に属する人というのは必要なくなるのは目に見えてるわけですよ。単純労働はAIになるんですから。
最近も公務員の副業が緩和されたじゃないですか。これって要するに公務員も少なくするよっていうことですよ。
そもそも本とは、何のために読むかといえば
- 普通じゃなくなるため
- 大衆から外れて自分の生き方を見つけるため
じゃないですか。
それなのに大衆と寄り添ってどうするんですか。
やらなきゃいけないと
「思わされている」
ことではなくて何よりも本を読むことを優先すべきでしょう。
となると、人それぞれ環境が違うわけですから今の
「読めない環境」
を脱却するにはそれぞれが考えるしかありません。
考えることもまた脱・大衆化への一歩です。
となれば、繰り返しになりますが、音声版から始めるのが一番楽だと思います。
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