続けることを目標に
どんなに効率のいいトレーニングをしていても続けなければ意味がありません。
となると一番避けたほうがいいのは家でのトレーニングです。
「初心者だからまずは家でやりたい」
という気持ちはわかりますが、家は環境が整っていないので気持ちが追い付かないと筋トレはできないんです。
人の気持ちというのは日々変わります。
しかし環境は変えようとすれば変わったままを維持しやすいんです。
「筋トレしよう!」
とおもっても、普通は家のベッドで腹筋や自転車漕ぎ運動をするくらいなもんでしょう。
しかしそれって殆どの人がやってることなんですけど、続かないですよね。
一番のお薦めはジムに通うことです。
家でトレーニングをしてどうにかなるのは、よっぽどのベテランじゃないでしょうか。
もう、筋トレがしたくってたまらない人、ウズウズしちゃう人ですね。
後はトレーニング器具を買いそろえているくらい本気の人。
そこまでの領域には1~3年くらいでは簡単にいかないと思います。
それにやり方、器具の使い方もあまりよく分からないですし、続くかどうかも分かりません。
なぜなら家というのは、筋トレ以外のアリトアラユルことができるようになってます。
だから「やらない理由」が出来てしまうんですね。
筋トレはしたいけど、無意識の中ではやりたくないと思っている自分がいる。
だからやらない理由を探してしまうんです。
そういうことをつぶすためには場所を変えるしかありません。
自分を変えるのではなく環境を替えろ
一方ジムはトレーニングするためだけの場所です。
人間やる気だけではどうにもなりません。
「場所」というお膳立てをすることが一番いいんです。
こういうことは図書館の話でもそういうことを書きました。
ジムって高いんでしょう?
と思っているかもしれませんが、今は24時間営業のジムで月7000円前後でやり放題というのが一般的です。
それにパーソナルトレーニングをつけるとそのたびごとに一時間数千円というオプションはどこでもあるでしょうけど、どこもベラボウに高いということはありません。
「こんなぶよぶよ体型で恥ずかしい」
と思ってる人も多いと思いますが、メディアに出ているトレーニングしている人は異常なだけで、普通の体型の人も沢山います。
むしろそういう人のほうが多いですし、そういう人のことを変な眼でも見ません。
誰もが自分に一生懸命ですから。
それでも嫌だったら人が少ない時間帯に行けばいいんです。
行きたがらない時間というのは深夜が大体そうです。
20時以降からだんだん少なくなるもんですが、地域によって千差万別でしょう。
要するに
「この時間に行きたくないな」
って時に行けばいいんです。
深夜誰もいない時間は大概3時~4時じゃないでしょうか。
それ以外は意外と一人二人いるもんです。
でもそんな少人数ですし、話すこともほとんどないでしょうから、どうしても一人で集中してやりたいならその時間がいいでしょう。
初めに入会は店員と話をしないとだめかもしれませんが、店側は商売、しかも余裕のない商売なので「ぶよぶよだ駄目」だなんて一々思いません。
とにかく入会してくれの気持ちを押し殺して笑顔で接客するもんです。
だから気にしてるだけ損です。
理由と目標を考えよう
そもそも筋トレをする理由って何でしょうか。
大概の人のきっかけというのは痩せることじゃないでしょうか。
痩せててスタイルがいいのに筋肉をつけよう、努力をしようと思う日本人は少ないと思います。
何でかと言ったら体に不満がないのに努力をすることって難しいですからね。
今でこそ街中にはトレーニングジムが増えましたけど、つい10年前まではこんなに見かけませんでした。
が、かといってほとんどの人は筋トレをしていないですよね。
でも欧米圏では大概の人が当たり前のように筋トレをしています。
これって欧米の人がいいっていう事ではなくて考え方の違いだと思うんですよ。
キリスト教世界観では、自然は人間が支配するものとしてとらえられていましたから自然を大きく捉えたら自分の身体も自然の一部なわけで、それを制御する、コントロールするというのに抵抗はないんですね。
一方、日本人は自然と自分は同じ、もしくは自然のほうが格上、神様と捉えますから体だけを鍛えるという事を肯定的にとらえない。
どちらかといえば、やるなら精神とともに、武道的な「道」における考え方で心も体も、実践を兼ねてやることが正しくて、格好をつけるだけ、実用的でないと考える。
いわゆる「見せ筋」をつけることは哲学的に合わないと考えているかもしれません。
私もそういう考え方はわかります。
が、やっておいて損はないんですよ。
何せ健康的になります。
「心と体が~」と言いますが、そんな二元論で考える前に体を鍛えてしまったらこころも余裕が生まれるようになりますし、初めに書いた通り、痩せやすく、太りにくくなります。
効率のいい筋トレとは
よく言われる、筋肉をつけると痩せやすくなるか所というのは、
- 太もも(ハムストリングス)
- 背中(バック)
- 腹筋
- 大殿筋(お尻)
が代表的ですね。なぜかと言ったら筋肉がでかいからです。
女の人でよく筋肉がつくと体が太くなるから嫌だという人がいます。が、男でもそんなに簡単に筋肉が大きくなることは無いので大丈夫です。
そもそも筋肉をつけて大きくなっているのは物凄くトレーニングした人ばかりなので「筋肉=大男」のイメージがあると思います。
けど、普通は筋肉をつけると体が締まっていくものなので女性の場合は心配ないですし、あんなに大男のようになんかは普通はなれません。
たいがい筋肉が大きくなったなと感じるのは三か月以降じゃないでしょうか。
で、一番初めに何をやったらいいかって、性格にもよるんですけど、効率がいいのはまずは全体的にやってみることじゃないでしょうか。
どこをやるかって本当に好みに依ります。そして人によってつきやすい所と付きにくい所があるそうなので一通りやったほうがいいでしょう。
私の場合、はじめの内は見えやすい腕を中心にやりたかったんですけど、全然筋肉がついてないうちにやると怠くてしょうがないんですよね。
でも段々筋肉がついてくると腕にかかるダルさが気持ちよさに変わっていく瞬間があります。
これは筋肉がついたからこそ感じることで、重量を持ち上げるのが気持ちよくなっていくんです。
ドはまりするとどこまでも行ってしまうのが筋トレなんですね。
しかも初めに筋トレをやっていない人はどこもプニプニのはずなので、思いつくところ(大概は腹筋だと思いますけど)を徹底的にやってみるとか、YouTubeで筋トレの動画を見てみるとかからスタートしてみるといいんじゃないでしょうか。
プランク最高
私のおすすめはプランクです。
これはサッカーの長友が流行らせたものですけど、確かにこれをやると格闘技をやっていてもパフォーマンスが上がりました。
目に見えるところではないですけど、やっていくうちに腹筋もつきます。
ただ難点は動かないことが筋トレになるので、やっていて退屈だっていう事ですね。
でも効果は絶大なのでやっておいた方がいいです。
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