大学入試の問題を文科省が民間に投げましたけど、ここからもどんどん国家の仕事が民営化していくでしょう。そしてどんどん役所は縮小されて税金は掛からなくなる。
YouTubeでも質のいい先生の授業が無料で受けられますよね。
youtu.beこのレベルって大手予備校でもなかなか居ません。
しかも下のベリタスアカデミーはかなり効率のいい授業ですよね。
もうかなり古い動画ですけど、板書の時間が大きく削減されてるし、何度も同じ表記が見られる。
しかもPCなら速さを調節できるから2倍速でも充分聞き取れるし、何度も見返せるのがいいですよね。
この手の動画、これからも増えていくと思うんですけど、いろんなタイプの先生がいて選べるからいいですよね。
こういう予備校だけではなく、大学の授業も数年前からどんどんアップされるようになりましたよね。
www.youtube.com数年前までは数えるくらいまでしかありませんでしたが、今は本当に沢山あります。
これからはもっと増えるでしょう。さらにいえば飽和状態まであっという間でしょう。
となるとどうなるかというと、余計な仕事にお金をかけなくて済むようになりましたから本格的にBI(ベーシックインカム)がすぐそこに来ているような気分になります。
隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働
- 作者: ルトガーブレグマン,野中香方子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: 単行本
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もう既にできるはずなんです。じゃあ何でできないかといえば国民の理解が得られてないからですよ。
「働かざるもの食うべからず」という言葉が強すぎるんですよね。
古典を勉強していればわかるんですけど印刷がなかった頃は書類を複製するにも人力だったわけですよ。今はコピー機でガーっと印刷してホチキスでパチンとするか、最近はペーパーレスにしちゃう場合も多いですからデータでOKですよね。このブログだってデータです。
昔は書類複製に最低三人必要で
- 筆写係
- 校正係
- 装幀係
がいたわけですよ。彼らはそれをするだけで一日6時間働いていたわけです。
今はその分(大人が三人以上生活するだけのお金)が浮いてるんですよ。すごいことですよね。
しかもこれってかなりの重労働ですよ。
こういうことがなくなるわけです。
私は倉庫作業員のバイトをしたことがありますけど、やっていながら「これってロボットですぐできるよな」と思ってました。
しかも危険ですし。
筋トレにはなるからいいなと思いましたけどね。日雇いが多いですから学生にはいいでしょう。
現在でも人間がやってる理由は、安い給料で人間がやってくれるからです。
つまりロボットの設備投資より安上がりだからですよ。今東京の最低時給は960円くらいのはずですから激安で仕事を人間がしてくれるわけです。
人間がしなくなったらすぐにロボットに設備投資されますよ。
そういう企業が増えればロボット自体もどんどん安くなって企業も以前より儲かるようになります。そうなると国が儲かりますからその分をBIに回して国民は消費活動をしてくれればいいんですね。
「好きな事をして生きていく」っていうのが大々的に言われるようになったってことは社会的雰囲気としてそういうマインドが成熟し始めたってことです。
YouTubeだけが言っていることではないし、そういう雰囲気が蔓延し始めたから言えるようになったんですね。
言葉というのは決して個人のものではありません。社会と一緒にあるものですからそういう言葉が出てきたってことは同意する人間も増えたってことです。
これからどんどんそうなっていきます。
人間の最大の価値(AIが発達してもなくならない仕事) - ノーミソ刺激ノート
そうなるとこれから単純労働は減っていくわけです。じゃあどうなるかといえば本を読んで創造力と想像力を育んで仕事を増やすか、ただただ消費するだけに回るかでいいと思います。
BIが本格的に始まるとなると今よく言われているのは一人8万円の支給になるだろうって話ですよね。
となると4人家族で32万円もらえるわけですよ。子供はお金がかかるから子供はもっと上げたほうがいいと思いますけど。
そうなると年金や保険がなくなるか削減されると言っても充分暮らしていけるわけです。そんなのうまくいくはずがないと思っているのが凡人の考え方で、今だってほとんどの仕事が昔よりアホみたいに楽な仕事ばかりなんですから、これからも楽になって当たり前です。
仕事をしなくてもいいって言っても本格的に何もしない人は少数でしょうし、今みたいにきつい仕事、長い拘束、ストレスフルな仕事はなくなるでしょうから大概の人はもっと稼げるはずです。
だからこそ想像力を働かせて行くためにも本を読むことが生きがいに繋がるんです。
読書を長期間持続させる方法を考えてみた。 - ノーミソ刺激ノート