ノーミソ刺激ノート

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パンチ力の上げかた

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パンチとは

拳で相手を殴ることですが、それだけの話ではないんですね。

ボクシングで「手打ち」という言葉があります。それは要するに体重を乗せずに手だけの力でパンチを打つという事です。

つまりそれはよくないことなんですね。

パンチを打つなら、せっかく体があるんですから身体全体の力を使って打ったほうが効率もいいですし、疲れずに済みます

 

身体全体の力(筋力)や、その使い方によって威力に歴然たる差ができます。

ここで書かれていることはあくまで理論なので、ぜひジムや試合でそれを活かしてください。

 

最強パンチ理論―近距離打撃編

 

 

拳(こぶし)

パンチで拳は必要不可欠でしょう。というかパンチそのものを拳と言ったりもするくらいです。

何が重要かというと拳の握り方です。

 

極真空手創始者の大山倍達は死ぬ間際まで拳の握り方を迷っていたといいますが、それくらい奥深いものです。

 

極真空手の「基本」―史上最強のカラテを学ぶ人に

極真空手の「基本」―史上最強のカラテを学ぶ人に

 

 

しかし基本的には、小指側に力を入れて親指側は留め金の役割をすればいいだけと言われます。

なぜなら指の中で一番力が入るのはその逆で、弱い力の小指に力を入れるからこそ、全体の握力が上がるんです。

 

握力を鍛える際も、小指側に力を入れると全体の握る力が上がるようになっています

握る力が上がれば、全身から受けたパワーを最終的に伝えるここの個所に余計なストッパーがかからずに相手側に伝えることができるんです。

 

握力は別に手のひらと指だけの筋肉ではありません。

アームレスリングの選手が前腕が異常に発達しているように、前腕が結構な割合で重要です。

 

前腕(リスト)の鍛え方 - ノーミソ刺激ノート

 

上半身

具体的には背中と肩です。

筋トレをすることも重要ですが、それよりもパンチをする際に下半身と上半身、全体の動きがちゃんとリンクしているかを鏡を見ながらシャドーをしましょう

 

よくトレーニングで縄跳びが使われますが、よく「あれは何のためにやるのか」と聞かれることがあります。

スタミナの向上にもつながりますが、それだけならロードワークでもいいことです。

あれは要するに上半身と下半身が上手く動くようにするトレーニングでもあるんです。

 

パンチは腕が肩から生えていることを意識しろと言われることがあります。

それくらい前腕、上腕の筋肉ばかり使って手打ちにならないようにしなければなりません。

 

背中と肩

もちろん下記するように下半身も必要なのですが、筋肉は脚の筋肉の次に大きい範囲でついているものは背中です。

背中のパワーを使わずして強力なパンチは打てません。

 

強いパンチが打てたとしても肩が抜けてしまうことがあります

普段の練習ではそんなに力が入らなくても、試合でドーパミンが出た状態だと肩の関節が抜けてしまう、脱臼が起こるという事はアマチュアでもプロでも起こることなんです。

 

これは肩のインナーマッスルが少ないことが原因の一つです。

体幹トレーニングでは、お腹あたりの筋トレがよく言われますが腕にもインナーマッスルがありますから、ダンベルの上げ下げの際に捻りながら上下するなど、コアの筋肉を意識しながらトレーニングすることも覚えておいた方がいいでしょう。

 

下半身

下半身は腰とつま先を使ってそれを回転させて地面を踏ん張りその力を拳、そして相手へとパワーを伝える手段です。

 

腰と爪先

パワーの根源は意外かもしれませんが拳から離れている爪先の踏ん張りから出ています。

踏ん張りがきかないと浮足立ったへなへななパンチになってしまいます。

なぜならパンチ一つ一つに全身の力をうまく使うことによって的確に、効率よく相手にダメージを与えることができるからです。

 

しかも体の中で一番パワーを出せるのは脚の筋肉です。当然人間はいつの立って行動するわけですから消耗が一番激しいのはここです。だからこそ一番筋肉が発達しているわけですね。

 

パンチの際はつま先を立てて、親指側に体重を乗せるようにしましょう。

肘や肩と同じように体全体が中心に重心が行くようにすることでパワーが体の外に分散しないように、軸を整える効果があります。

筋トレで最近コアマッスル(インナーマッスル・体幹)の重要性が言われるようになりましたが、体をうまく動かし必要なエネルギーを効率よく出すにはそれを中心に集中させることが重要です。

 

だからこそ、パンチをする際はそれをうまく取り扱うためにもインナー(内側)の筋肉も鍛えるようにしましょう。

 

インナーマッスル(体幹)の鍛え方 - ノーミソ刺激ノート

 

イメージ

イメージはかなり重要です。

少し前まではイメトレという言葉がなかったくらい軽視されていました。

 

が、相手と戦う際に理想的な体の動きや可能な動きを自分で確かめるためにも、シャドーをしながら、またはそれができない状況なら頭だけでも使ってイメージすることで、とっさの状況でも自然と体が追い付くようになるんです。

 

「頭の回転」についての話は以前の記事で書きましたが、格闘技でも同じことです。

 

読書をすると頭の回転が速くなるのか。 - ノーミソ刺激ノート

 

事前に動きを知っておくことで考える時間を省いてすぐに動きにつなげることができます。

考えながら動くのではなくて無意識の中に動きをストックさせる感じです。いちいち考えてしまうとその数秒のスピードで形勢はあっという間に変わってしまいます。

 

キックボクサーの魔裟斗さんも、「プロになったら練習は二時間くらいであとの時間は考えることが重要」だという事をテレビのインタビューで言っていました。

魔裟斗1997-2009 永久保存版―GONG KAKUTOGI Books

身体は消耗品なのでプロになったからと言ってたくさん動きすぎると、かえって弱くなります。ですから頭を動かしておくことが重要なんですね。

 

最強の格闘技とは・・・・ - ノーミソ刺激ノート

 

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