騙されないようにするには
- 相手の立場になって考える
- 相手の利益を考える
- 自分の損害を考える
ってことなんですけど、人はそこまでよく分からないんです。
なぜなら騙される人は「欲望に枯渇している」から。
つまり「不安」な状態です。
- お金が無くなったらどうしよう
- 仕事が無くなったらどうしよう
こんなことを考えているから、そこへ、
「お金を上げますよ」
という言葉を見たら
「欲しい!」
と反射的に思ってしまいます。
これって特別なことではないですよね。
つまり、だれでも騙される要素はあるんです。
でもほとんどの人は騙されないのは、欲望があまりに満たされていない状態、「枯渇」している、つまり渇いている状態です。
一番初めに3つの方法を挙げましたけど、そういう、欲望に枯渇している状態では、はっきり言って相手のことなんか考えていられません。
なぜなら、危機的状況の優先順位はいつだって「自分」だから。
そうじゃないと命は守れません。つまり自己防衛。
でもその「自己防衛」を利用して騙すのが詐欺です。
ですから騙されて当然なんです。
「こんな詐欺に何で騙されるんだ」
って思うでしょうけど、そういう人は、社会の中に一定数いるで数を打っているだけです。
でも、「一定数いる」ということは、誰でもそういう状態になりうるんです。
じゃあ、そうなる前にどうすればいいかといえば、「自分の頭で考える」訓練をしておくこと。
自分で考える方法
自分の頭で考えるって、簡単なようですけど、訓練を積まないと出来ません。
なぜなら普通、人は「答えを提供してもらう立場」だから。
人は子供のころから、保護者に答えを教えてもらっているのが普通ですね。
ですからその習慣、その状態に慣れてしまっています。
しかし世の中には答え同士で矛盾し合う事ってあるじゃないですか。
あの先生とこの先生が言ってたことが違う。
という事態はよくあることです。
学校の勉強の内容ではこういうことがあるとマズいので、あまりあることではないかもしれません。
しかしスポーツや武道、芸術などの「技術論」「方法論」を教わる場合、それには明確な答えがない場合が多いわけです。
だから「~派」「~家」という「流派」が分かれるんです。
それぞれの流派は必ずしも敵対していることではなく、方法論が違っている、自分にはしっくりこないから別の方法を確かめているというだけ。
つまり答えはない。
世の中にはそういうものがたくさんあります。
「技術論」というだけでもそうなんですから、「人生」という大きなククリになるともっと多いわけですよ。
じゃあそうすればいいかというと、たくさん本を読むことです。
「え~読書???」
と思うかもしれません。
読書は短時間でいろんな人の考えを吸収できるんです。
「読書して何の意味があるの?」
と思う人は多いでしょう。
端的に言えば、
「答えがない」ものに対応できるってこと。
テストは人間が作っているので答えはありますが、答えとは「指示」「命令」と同じです。
つまり人間がここへたどり着くためのゴールを設定しています。
しかし実際の世界に答えはありません。
人間、誰でも同じだと思えば、答えを書く人も解く人も同等ですから、その人に従わなくていいはずです。
学校や会社の所属しているならともかく、それ以外のことは自分で解決する必要がある。
だからそれに向かうために小説や哲学などの答えのないものに取り組むんです。
答えが一つしかない、分かりやすいものを好み、答えがないものを嫌う人がいます。
けど、それって要するに、
「答えを提供してもらう立場」
ってことですよ。
それは楽な立場です。
つまり「ダマされる立場」ってこと。
でも読書は苦手だし、全部読めない。
と思う人もいるでしょう。
しかし読書というのは全部読まなくていいんです。
むしろ全部読もうと思っちゃダメです。
適当にサラッと読もう、読んでやろうって感じです。
でもたくさんの本を読むとなるとお金がかかると思いがちです。
- 文字を読むのが苦手。
- 読み切ったことがない。
- お金がかかる。
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つまり、どんどんバラパラ捲って、読みまくれば一日に3冊くらい読めちゃうんです。
それだけで普通は3000円分です。
でも一律980円。
損なので全部わかるのか、って思うかもしれませんが、学校の授業で「歴史」って習ったじゃないですか。
あの内容って全部覚えてないですよね。
でも何となく、
縄文~平安~明治~平成
っていう感じの流れは何となくわかってますよね。
その、「なんとなくわかってる」っていう状態を増やせばいいだけです。
それを増やせば、おかしい話が出てきたら、
「ん?なんか違和感あるな」
という風に騙されにくくなるんです。
縄文時代
~平安時代
~明治時代
~平成
ってかんじ。
みんな何となく本は読まないといけないって思うじゃないですか。
でもそういう時間がない、チャンスが無いと思っているだけなんです。
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なぜなら色んな人の意見が読めるから。
もちろん、ブログなどのネットでも意見は読めますよ。
でも全然質が違うんですよ。
良いブログもありますけど、それを探すだけでも時間がかかります。
なぜならどんなに変な人でも文章は書けるんですから、いくらでも変な情報はあります。
しかし出版されている本であればその確率はガクッと減ります。
もちろん、キンドルでは一般人も簡単に出版することも出来ました。
しかし☆をつけるレビュー機能があるので、変な本を当てる可能性も少ないです。
そもそも読み放題ですから、「やっぱいいや」と思ったら、読むのをやめていいんです。
これってお金を払った本だったらそこまでできることじゃないじゃないですか。
ですからいいこと尽くめです。

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最近の詐欺の例
例えばネット上でいえば、Twitterで札束動画リツイートしてる人もいるけど、残念ばかり。
札束動画っていうのは
「この100万円をリツイートしてくれた人に抽選でプレゼントしますよ」
っていう、昔の雑誌の最後あたりに会ったような古典的な詐欺です。
⇓画像です。
本当にくれる人もいるんじゃないの?と思う人は子供か経験が浅い人です。
しかし引っかかる人が大勢いるんですね。
上の画像の反応の個所を見ると⇓
こんなに反応があります。
でも定期的にこういう動画が流れてると思ったら、自分のフォロワーさんが騙されてるんですね。
これに関して上の三つで考えてみると
- 相手の立場になって考える
➔お金を上げるだけでは相手に利益がない。
- 相手の利益を考える
➔なぜお金をくれるか、それは銀行口座と個人名の情報を得るため。
➔その情報は何に使われるか、これに引っかかるという事は他の詐欺にも引っ掛かりやすい人だからもっと大きな詐欺をかけられるというリストに載せられる。
- 自分の損害を考える
➔上記を見ればわかる通り、情報を取られて自分がどのような行動をする人間かが犯罪者組織に知れることになる。
➔知られるだけなら構わないかもし得ないが、その後どういう犯罪に巻き込まれるかわからない。
コンテンツを見極める力を得るには
ネットではこのようなコンテンツがブワーっと増えてるんですね。
昔は媒体が無いと出来ないことでしたけど今はこのブログやSNSによって個人が簡単にメディアを持つことが出来ました。
そして、悪質なものも増えてるんです。
そういうものは自然淘汰されて良質なものに人が集まるって思いがちでしょう。
だけど、そうとは限らないんですね。
上記の先動画を見ればわかる通り。
- いいものを作る能力
- 人に注目される能力
両者は別物だから
「いいように勘違いさせる」
これで人は簡単に集まると思う。
だから選べないと騙される。
ホリエモンも言ってたけど詐欺に騙される人っていうのは一定数いて、教育もある程度はいけるにしても、どうしても騙される人もいる。
だから仕方がないんだよなぁ。
もちろん詐欺肯定はしないけど。
じゃあ、どうやってそういう感を鍛えるかといえば自分の頭で考えることです。
自分の頭で考えるには小説を読むのが一番です。
でも普段読書していない人にはいきなり紙の本を読むことはハードかもしれません。
それだったら、スマホから読めるkindleがいいと思います。
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