嵐解散
これは殆どないことだと思います。
今回の会見を見た限りでは、大野さんは
- 「辞めたい」
- 「終えたい」
というわけではないということが分かりましたね。
はじめは、そういう言葉を話したけれども、それは自分から言うのはケジメとしてよくないんじゃないかという誠意からの言葉だという話をされていました。
そしてメンバーもそのことを望んでいない。
そして今後の残りの活動をしていく中でもファンも望んでいないという事は、これまで以上に分かって来るでしょう。
元SMAPの中居さんが彼自身の番組で、大竹しのぶさんの
「ファンのための人生じゃないから……」
というコメントに対し間髪入れず
「ファンの子、大事です」
と発言されていました。
これは大竹さんが悪いのではなく、同じ芸能人でも、
- 舞台女優
- 男性アイドル
という仕事の上の哲学だと思います。
アイドルであるというのは、特にファンの支えで成り立っているんだという事を強く認識しているんでしょう。
舞台女優の場合はファンの遠い憧れである場合が多く、SMAPの場合は、憧れではあるけど、「芸能人」が一般人の憧れじゃない対象になった「きっかけ」的なポジションに位置していますよね。
元々SMAPは売れないアイドルだったわけですし。
そして5(6)人だったからこそ、色んな苦労があったにもかかわらず、活動が続いたのはファンの支持があったから、というのが身に染みてあるんだと思います。
大竹しのぶさんの場合は「芸能人」として憧れの対象としての立ち位置が強い人ですよね。
だからプライベートが色々あっても、女優としての技術がずば抜けている人ですから、そこまでファン側へ付く必要もないはずです。
むしろ別個でいたほうがファンとしても気持ちのいい部分が多いのでしょう。
ですからファンに助けられている感覚が強いんだと思います。
これは職業的な別と、世代的な別があるとおもいます。
じゃあ今、休む必要はないじゃないかというのは「消費者」側の勝手な心理でしょう。
ファンであれば、彼が「人間」であるという事はしっかり分かっているはず。
人間はずっと同じ環境であり続けることを嫌う人がいます。
それはその現状の中で心理的に切り替える人もいるでしょう。
でも、身体的に切り替えたいと思うのも人間です。
例えば卒業式で「泣ける」人というのは、
「今までの状況が変わるのがさみしい」
という心理があるのかもしれません。
でも卒業してほっとする人もいると思います。
それは現状が「悪いから」とは限りません。
休みたいけど「戻ってきたい」という感覚もある。
そういうニュアンスでしたから、必要以上に心配することはないでしょう。
ファンとしては供給が不足されるのを不安視することがあるかもしれません。
「芸能人は商品」と言われることはあります。
それはそうでしょうが、一方ではそれは喩えでもあります。
彼らは人間ですから、消費するのではなく、「待つ」というのもファンとしての醍醐味じゃないでしょうか。
その状態を楽しむのもいいと思います。
嵐の活動休止の理由を4つ考察してみた - ノーミソ刺激ノート
嵐復活
普通はこれになるでしょう。
先に書いた通り、大野さん自身もそれを望んでいない。
だから、別の世界を見て、心を休めたいという事でしょう。
予想の範囲とはいえ、ずっと同じ環境、緊張感のままだと疲れてしまうという事は充分想像はできるでしょう。
特に大野さんの場合は趣味が分かれていますよね。
会見を見て分かった通り「趣味を満喫したい」というわけではなくて、「一旦離れたい」というニュアンスでしたよね。
だからこそ、具体的に遊びたいとか「こう」といったものは無いでしょう。
よって時間も分からないわけです。
そもそも嵐の仕事、生活が嫌だというわけではないし、悪いことであれば、さっさと辞めているでしょう。
そういう良いものであれば人生のほとんどの期間ですから、普通は「戻ってきたい」と思うのが人情です。
大野さんも「色んな世界が見てみたい」というニュアンスのことを話していましたから、心の中で一区切りになることがあれば戻ってくるでしょう。
戻ってくるきっかけが必要な場合もありますが、普通は戻ってくると踏んでいます。
ファンだったらSMAPの時と同じように、作品を買う運動があるかもしれません。
少なくともそういうファンの動向はとても気にしていますから効果は大きいでしょう。
とはいえ、それは数年休んでからの話。
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期間はどれくらいか予想
2020年で「20周年の区切り」問うことでしたから、遅くとも5年じゃないかと予想します。
記者会見で芸能記者が やたらと聞いていましたがそんなの、本人たちに予想ができるわけもない。
逆に「ここまで」と言ってしまったら、変にプレッシャーがかかって、休めるもんも休めないですよね。
でも予想が出来ないかと言ったらそんなことは無いです。
本人に「いつまでですか?」なんて無粋なことをしないで、こっちはこっちで予想すればいいだけの話でしょう。
たとえば、芸能人は芸歴を凄く気にしますよね。
それは「いつまで続くか分からない」という不安が常にあるからでしょう。
これはアイドルに限らない、芸能人全体に言えることです。
そういう期間を祝うイベントも多いじゃないですか。
その期間っていうのは普通は「5年区切り」ですから、それがきっかけで復活、または、3年で復活して、2年をかけて「5周年まで突っ走る」っていう演出もできる、ちょうどいい期間になるかもしれません。
会見では「何年後」と明言はしていませんでしたが、3年後、5年後というのが大概の相場でしょう。
人間の精神的な代謝は大体3年単位だと思います。
ちなみに他のミュージシャンの活動休止期間は
- ミスチル:1年半
- サザンオールスターズ:5年
という風に、較べられはしませんが、大概は奇数年じゃないかという事です。
でもそれも、気持ちの問題なのでどれだけかというのは分からないというのは事実です。
とはいえ、10年ということは無いでしょう。
でも、ある程度休んだうえで、「大きなきっかけ」があれば再開するかもしれません。
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