練習すれば案外克服できるかも
僕は大学まで「カ・ガ行」が苦手でした。
今でも若干の違和感はありますけど、だいぶ良くなりましたね。
他の人から聞いたら普通だそうです。
どうやったかというと「練習すること」。
凄くシンプルですけど、これってやってる人少ないと思います。
なぜなら発音すること自体に嫌な思い出がある人が多いからですね。
でも一人でいられるときに集中的に練習したら本当によくなります。
例えばプロのアナウンサーの人も、大学の時にアナウンスの塾に通って練習しますし、職についても練習しているわけです。
生まれつきの所は有るかもしれませんが、現状の状態よりも改善する可能性があります。
根本的には、滑舌が悪い場合、ほとんどが舌の柔らかさ、柔軟性が問題です。
それはそこの筋肉が弱いってことですね。
筋トレしてても筋肉が付きやすい所とそうでないところがありますから、舌の筋肉もそれと例外ではないのでしょう。
とはいえ、ほとんどの場合は練習すればよくなります。
何も全部の発音をやるのではなく、不得意な箇所を集中的にやります。
正確に言えば、舌の使い方とか色々あるんですけど、滑舌が悪い人は単純にその音を積極的に出そうとしていないことが多いですよね。
だから単純に、集中的にその音を出しまくるんです。
私の場合は「カ行・ガ行」だったので、
「kkk・・・カクコ・・・kkk・・・」
という感じですね。
でもそんな長時間やることは無いです。
気になった時にちょとやる感じで、私は良くなりました。
お子さんがそういう場合、年齢によってはそれは自分の欠点だったりするので、親御さんに言われると嫌がられるかもしれません。
それはコミュニケーションの話だったりするのでここでは深く言及しませんけど、私の場合は大学の時に父から何となく言われたくらいですね。
「練習してみたら」って。
人から指摘されるのは恥ずかしい
就学してる時なら滑舌悪くても問題ないことのほうが多いでしょう。
けど、仕事となると聞き取られ方が違ってくるとマズいことになりそうですから、大学くらいに言われるのが私の場合は適当だったのかもしれません。
思い詰めて「やらなくちゃ」って思わないほうが良いです。
なぜなら苦しいし、恥ずかしいからですね。
自分の発音が悪いから、嫌な思い出がある人も多いでしょう。
そういうのを思い出すから練習もしないんですね。
私もそうでしたし。
しかも「生まれつきそうだから」とあきらめている人も多いでしょう。
でも練習すれば大概は改善されます。
なぜならアナウンサーの人は発音いいじゃないですか。
元々発音がいいという事もないことは無いと思いますけど、それよりも練習しているからです。
高校の頃に飛びぬけて発音がいい人は見たことないですし。
つまり普通の人も練習してよくなるんですから、劣ってる人も練習すればよくなるに決まっています。
私の体験
私の場合は特に「カクコ」の音がよくなかったので、そこを集中的に練習しました。
それとその基になっている「k」の音も、これは「舌根」という舌の奥、根っこの部分を動かす音なので「kkk」という感じで、練習しました。うがいするときの感じですね。
恐らく、そこの部分の舌が大きいのか、筋肉が衰えているのかどっちかだったんでしょう。
大体、気が付いたときに2分弱くらい練習していると1か月ごとによくなってきた感じがします。
というのはですね、今まで、電話口で発音すると、苦手な音のところが100%、一度で認知してくれなかったんですよ。
契約関係で電話する際は、名前にその音が入っているので絶対にその音を発声しなくてはいけませんでした。
でも練習して半年後には100%、一発で通るようになりました。
これは感動でしたよ。
小さなストレスではありますけど、自尊心がくじかれるじゃないですか。
でも、今では発音が難なくできるようになってます。
むしろ、大学院生の時に100人規模のところで研究内容を発表する機会があったんですけど、「KEC君は声がいいね」とさえ言ってもらえるようになりました。
練習をしない人は結構います。
私もそうでした。
発音が悪い人は大人でも結構いるからですね。
でも実は徐々に減ってきています。
私と同じように練習している人も多いんでしょう。
どういう所で練習すればいいか
一人でいる時が一番いいですね。
トイレとかがいいですけど、意外にいいのが人がたくさんいるところです。
別に大声で練習しなくてもいいので、ガヤガヤしているからこそ、少しぶつぶつ言ってるくらいでは目立ちません。
あとは自転車に乗ってるときとかですね。
まとめ
- トイレ
- 人が多い所
- 自転車に乗ってるとき
繰り返しますがアナウンサーの人って凄く発声がいいですよね。
なぜなら練習しているからです。
初めからあんなに違和感のない発声をする人はいません。
何もあそこまでよくなる必要はないですし、長く時間も労力もかかりますが、自分の不得意な音だけをやればいいので、案外労力は掛かりません。
一度うまくなってしまえば、それ以降の人生はそういうストレスを抱えずに済みます。
自分の発音がよくなっているかどうかは案外、今までよく話してた人の反応が結構変わるので分かりやすくはあるんです。
僕の場合は父に「発音直せ」って言われて始めたんですけど、半年後には「良くなったな」と言われるようになりました。
けど、人とあまり話す機会が無い人は、スマホなどで音声認識や、録音機能で確かめてみるといいです。
苦手な音を出してる自分の声は聴きたくないかもしれませんから、音声認識がされないのであれば、練習してから音声認識だけでもいいと思います。
おすすめ専門書
あくまで私は実体験をもとに書きましたが、やっぱり専門家が書いた本の方が説得力があると思います。
「滑舌」っていうくらいですからそのポイントは「舌べら」です。
↑の本には、大概の問題は「舌の柔軟さ」が問題だという事が書かれていました。
確かにそんな感じがします。
自分が苦手な音を出すときは、妙に力が入ってしまいます。
とても参考になりますよ。
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