考えない。
私がブログを本格的に始めた2018年の1年間は毎日3000字くらい書いていました。
今になって書かなくなったのは他のことをしているからです。
ですから、この記事の信憑性は担保されると思います。
コツは、
話すように、考えずに書くこと。
なぜなら、思ったことを直感で書かなければ、速く書けないから。
話をするときって考えないじゃないですか。
考えると、噛んだり、ドモっちゃいますよね。
つまり言葉が詰まります。
考えながら書いているとそういう現象が起こります。
話し言葉だと流れでしゃべって、
「あ、間違えた」
とか言って、言い換えたりするじゃないですか。
それと同じように書き言葉でも、間違えたら書き直せばいいんです。
とっとと書いちゃって、後で訂正すればいいんです。
「思ったこと」は材料です。
それはその瞬間しか思い浮かびません。
それを逃してしまうと、文章が止まって、いつまでも進まなくなります。
途中、文章に
- 矛盾・破綻
- 誤字・脱字
が生じたりしますが、それは気にせず書き続けましょう。
そんなことでストップしてしまったら意識の流れが止まって、流れるように書けません。
まずは何より「慣れる」こと。
正しく書くよりも、量を書くことを優先しましょう。
量をたくさん書いていたら上達は自然としてします。
そして量をたくさん書くためには、嫌にならないこと。
- 止まって、
- 時間かかって、
- 訂正してたら
嫌になります。
破綻が生じようが、後で訂正すればいいだけのこと。
「このままだと読者は分かってくれないかも」
と思うことはあります。
でも書き続けるんです。
そうすれば2000字くらいなら30分程度で書くことが出来るようになります。
とりあえず書く。
そうして、後になってそのマズい箇所を訂正すればいいんです。
書いたことは材料です。
書く「材料」を大切に
お前の内を掘れ。
掘り続ければ、そこには常にほとばしり出ることができる善の泉がある。
マルクス・アウレリウス『自省録』
書くときには、外部から得た情報を書きがち。
そうではなくて、自分が思ったことを書けばいいんです。
じゃないと、
- これで正しかったっけ?
- こういう書き方でいいのかな?
と「迷い」が出てしまいます。
もちろん、外部からの情報を得ることは重要です。
しかし外部からの情報はあくまで内部を掘る道具。
その本を読んで、自分がどう思ったかを書けばいいんです。
自分がどう思ったかは間違いがありません。
誤読していようが関係ありません。
読者に「誤読してるぞ」って思われることはほとんどありません。
思われたとしても大したことないですし。
どうせブログはタダで読めるメディアですし。
そうでないと、書き続けることはできません。

- 作者: マルクスアウレーリウス,神谷美恵子
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料理でもそうですけど、まずは材料が無ければ何も始まりません。
手書きの場合は消したい書いたりするのが大変でした。
でも、キーボードやスマホで書く分には挿入も訂正も楽ちんですよね。
途中、誤字があったとしても、気になりませんよ。
ありすぎたらキツイかもしれませんが、大概は読み飛ばしますよね。
それよりも、根本的に記事自体を見てくれないほうが問題じゃないですか。
よっぽどマズい誤字なんてほとんどありませんし、普通に出版される本だってたまに間違ってるなんてことはよくあります。
読んでいて多少の誤字はありますけど「誤字ってるな」程度でしょう。
気になる人のほうが少ないです。
考えて書いたら、時間がかかるので、嫌になります。
自分が知ってること、
- 経験
- 読書
したことを、止めずに書き続けるんです。
自分の頭の中にあることはそのまま度々待っているように思えますが、日々変わっています。
今流れるように思えていることは二度と戻ってきません。
今思っていることをそのまま書いてしまいましょう。
人によって2000字書くのに2時間も書ける人がいるそうです。
私だったら嫌になります。
嫌になったら書き続けることはできません。
ブログの一番重要なことは「書き続けること」じゃないですか。
たかだか2000字書くだけのために何時間もかけてしまったら、次に書くのが嫌になります。
嫌になったら2000字書くことが特別になってしまいます。
「特別」になったら次々書くことが嫌になります。
そうなったら書き続けることはできなくなります。
その時の何となく思ったことを書けばいいんです。
人間は毎日何かしら思っています。
ですから今日思ったことを書けばいいんです。
そして、後で読み返して「ここはマズいな」と思ったら訂正すればいいんです。
そんなに自由に書いて「炎上」が起こったらどうするんだ。
と思うかもしれません。
しかしブログに書いたことで炎上するなんて、有名人ぐらいなもんです。
私の知ってる限り、ブロガーと呼ばれるような月に100万単位け稼ぐような人の記事でも、それが原因で炎上することは稀です。
あるとすればTwitterですね。
Twitterの場合は140字ですから読みやすいし、読むのにスタミナはいりませんから、読者は増えます。
しかしブログとなればガクッと下がりますから、炎上することはほとんどありません。
1日に万単位でアクセスが来るようなブログであれば気にしたほうが良いかもしれませんが、ほとんどの人は100単位のアクセスです。
その程度で炎上することはまずありません。
まず、書けなければ意味が無いので、炎上は余計な心配です。
「勢い」が重要
書くときには考えずに突き進む「勢い」が大切です。
「ここはどう書こう?」
と、いちいち止まってはいけません。
どんなに最低な、幼稚な書き方でもいいです。
書いてしまいましょう。
例えば、大学院まで行ったことがあるような学がありすぎるような人が起こしてしまうんですが、
「難しい漢字ばかり使ってしまう」
という事がよくあります。
勢いで書くと自分の頭の中にある言葉でやりくりするので、一般向けの言葉を使わずに、読みづらい表現になります。
それもあとで訂正すればいいだけ。
読まれるかどうかは、本文よりも「タイトル」です。
タイトルで引っかかりさえすればアクセスは稼げます。
そして、
「この記事はアクセス数が多いな」
ってわかったら、その記事を
- わかりやすく
- 簡潔に
ブラッシュアップ、つまり磨いていけばいいんです。
はじめから100%の文章を書くことを目標とするのは止めましょう。
文章は勢いが分かるじゃないですか。
その勢いのまま書いちゃえばいいんですよ。
後で訂正すれば問題ありません。
よく、
- わかりやすく
- 句読点を気をつけて
- 一文は短く
ということが注意されます。
しかし、書いている時にそんなことを気をつけていると、進みません。
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