「決断」を早くすること。
そうすることで自分が今感じている時間よりも長く感じることが出来ますから、実質24時間よりも長くすることが出来るんです。
人生は決断の連続。
「ご飯何食べよう」
なんて考えていても、「ご飯を食べること」自体に人生の重要性が低い人にとっては長々と考えても仕方のないことです。
Facebookのマークザッカーバーグや、アップルのスティーブ・ジョブズは、
「考えるのが時間の無駄だから服はいつも一緒」
という話を聞いたことがある人もいるでしょう。
こういう人は「服を考える時間」よりも「経営的な判断する時間」の方が経済的にパフォーマンスが高いんです。
服を考えるって案外、時間がかかりますよね。
私の場合は長くて10分くらいかかりました。
人によっては1時間かかる人もいるでしょう。
でもその間、バイトをしていたほうが1000円稼げてたかもしれないわけです。
もちろん全部を金銭で換算するのはあまりにも機械的ですし、私は好きではありません。
ですから事前に「何分損しそう…」という風に数字で損得を考えるのはおススメできません。
ストレスがかかるだけ。
やるなら、
「大体、服を考える時間が1年前よりも何分早まったから、1年前よりも得してる!」
という風に、過去の数字を計算して、「得してる!」と喜ぶのなら心理的負担は少ないでしょう。
「損をしないように!」よりも「得してた!」と過去の損得を考える方が、周囲の人に対しても優しくなれます。
未来の損得を考えるとピリピリするだけですからね。
「服や昼ご飯のメニューを選んでいる時間が楽しい」
という人もいるでしょう。
自分が楽しんでいる時間は、人生にとって一番重要だと思います。
だからこそ、楽しくないし、お金にもならない時間は排除したほうが良いでしょう。
例えば「勉強」が最優先の場合、無駄な時間は
- 「眠い」と思う時間
- 「服を何にしよう」と思う時間
- 「ご飯何食べよう」と思う時間
- 「勉強が役に立たなかったらどうしよう」と思う時間
- 「もう寝なきゃ」と思う時間
これらが一切無駄。
朝、覚醒しても「眠いからもう少し寝ようか」と思う時間は一切無駄で、起きてコーヒーを飲んだり、歯を磨いたりするほうが良いんです。
つまり頭を使わず、「こうすべき」と分かっていることは考えずに体を動かす。
このように「無駄」だと分かっていることは、考えずに先に体を動かすという優先順位で動きましょう。
無駄を減らす方法
1日1分でもそういう時間を減らせば、月で30分、時間が伸ばせます。
1年では360分、つまり6時間。
上記の例の「勉強」が最優先の場合、1日の内の無駄な時間は5項目ありました。
- 「眠い」と思う時間
- 「服を何にしよう」と思う時間
- 「ご飯何食べよう」と思う時間
- 「勉強が役に立たなかったらどうしよう」と思う時間
- 「もう寝なきゃ」と思う時間
それぞれが平均で20秒だったとしたら1日分で100秒=1分40秒。
夏休みの1か月、毎日だったら「×30日」で50分です。
1回の授業分ですね。
人生で働く時間は大体40年(20~60歳まで)と言われます。
「1日1分の無駄をカット」を40年続ければ、240時間。
つまり10日間長く生きるのと同じ。
たった1日1分、無駄をなくすだけです。
それって割と誰でもできるでしょう。
でも実際の人は1日の内1時間くらい、嫌でお金にもならない時間を過ごしてたりもするでしょう。
そうなると、上記の「1日1分の無駄」の60倍ですから、40年で600日分の損になります。
だいたい2年分ですね。
例えば通勤で片道30分かかる場合は1日で1時間です。
しかも老人が寝たきりの延命措置のような何もできないような時間ではありません。
働けるくらいの健康な2年分ですから人間にとってはかなりの財産ですよね。
というか、財産とかケチなレベルではない、「人生」そのもの。
とはいえ、いきなり1日1時間分を削るのは難しいですから、1分でも、普段無駄に過ごしている時間を減らしてみましょう。
それだけで全然違ってきます。
しかし、やる前から「損しないように動こう!」ではなく、その時その瞬間だけ、パッと動けばいいんです。
未来の事を考えて損しないようにするとストレスがたまるだけです。
大体1か月くらい経ってから、「自分は依然と比べて時間を有効に使えてるか」っていうことを計算するくらいにしましょう。
毎日毎回「損得」を考えていたら、普段通り暮らしている周囲に対しても被害者意識を持ってしまいかねません。
時間の有効活用方法
- ロボットを使う
- 乾燥機を使う
- 本を読む
ということ。
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「本を読む」って意外に思うかもしれませんが、こういう情報を得ることで、日ごろの無駄や、ストレスから解放されることになります。
読書はストレス解消に一番効くと言われています。
だから、簡単で安価に生活のクオリティを上げることが出来ます。
もう一つは読書をすると、単純に決断が早くなります。
なぜなら、
- 読書をすると言葉を覚える。
- 曖昧な事が「言葉」で明確になる。
- 言葉で自分を「納得」させられる。
- 決断が早くなる。
動きが速い、行動力がある人は、単純に何も考えないバカもいます。
ホリエモンは「社長にはバカが多い」って言ってたとは大体こういうことですね。
でももう一ついるのが、普段から読書をしているから言葉がたくさんあって、脳内に曖昧なことが少ないから、行動力が上がるんです。
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