必要なものは
- 資料
- メモ
ですね。
当たり前と思うかもしれませんがこれを意識しないと先に進めません。
論文を書くには、自分の考え、つまり自分の文章だけではいけません。
「なぜそういうことが言えるのか」
という客観的データを示す必要があります。
資料をどういう順番で並べるかは個性が出ます。
文章的な「個性」の場合は資料の選別と順番です。
ですから極端な話、データばかりを並べただけでも一応論文っぽい体裁にはなります。
ですから1にも2にも資料(データ)集めに神経を使いましょう。
そうでないと論文は書けません。
でも、いつまでも資料集めだけではいけないですから、資料を読んでいるときに思ったことは、1言でもいいのでメモをしましょう。
メモはスマホからパソコンに簡単にコピペできたり、参照できたりするものにしましょう。
僕の場合はラインのkeepを使ってます。
案外、使ってる人少ないんですけど本当に便利です。
最初から入っている機能なのでぜひ活用しましょう。
手書きのメモでもいいですけど、それってたくさんたまってきたらそれをワープロ用に活字化するのが本当に面倒です。
メモですから分としてへんなことになっていることが多いですけど、その時はその文章全体になじませればいいだけです。
ですから一つでも工程を減らすためにも、初めから手書きではなく、活字にしちゃいましょう。
かといって、手書きとキーボード書きのものだと書く時の感覚が違います。一番感性と直結している感じがするのは手書きです。
なので、完成が重要な場面では手書きのメモが良いかもしれません。
たった1言であっても、それは論文の財産になります。
そんなことはいつでも思い出せるって思うかもしれませんが、その時に思ったことは思い出せません。
一度に人が思えることは限られています。
ですからメモが必要なんです。
例えば私のこのブログには数100記事ありますけど、その分をまた書きなおせって言ったら絶対にかけません。
一日に書けるのはせいぜい3000字くらいですから、1記事くらいです。
だからこそ、書いたものは残しておいたほうが良いんです。
こんなものでもいいかなと思える感想でも残しましょう。
その文章自体が最終的な文章に載らなくてもその言葉が呼び水となって、数千字を生んでくれるキッカケになるかもしれません。
ずっと資料を集めていて、肝心な文章が全然書けずに締め切り2か月前なんてことはよくあるんです。
メモの方法
どんな些細な事でもいいのでメモをしましょう。
「書こうと思ったら書ける」
と思っても、実際論文を書くのに最低な長さは、どこの大学でも2万字~。
学校によっては4万字からっていう所もあります。
それは1日では書けません。
高校までの作文とはわけが違います。
些細なことをスマホのメモ機能と、PCとで連動させておいて、メモをすぐにPCにコピペできるようにしておきましょう。
手書きにしている人もいますが、手書きをキーボードで打ち直すのも結構疲れます。
それだけで一苦労で、すべて手書きだったものを打ち直すだけで1日使ってしまう可能性があります。
しかしコピペして、そのメモを文章になじませる作業だったらすぐにできます。
ですから原則、メモはコピペしやすいようにデータとして残しておきましょう。
文章を書くのは大変!だから引用すべし
私は文章を書くのが好きですけど、義務感のあるものはどんなものであれ好きにはなれません。
ですからできるだけ楽をしましょう。
レポートや論文などは「引用」が求められます。
引用がカギといってもいいくらいです。
何でそんなに重要かと言ったら、文章がちゃんと読めてるかってことが重要なんです。
論文は自分の論を示すものではありますが、その論拠は過去の学説でないといけません。
なぜなら学問は積み重ねだから。
ですからちゃんと積み重ねがなされているかを示すために先行研究を読み込まなければいけないんです。
それを証明するために引用文を載せるんです。
引用がらくらく進めれば全部がツツがなく進むと言っていいでしょう。
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書くことは読むことが基本です。
それをおろそかにしている行為、それがコピペで、それは許されざる行為です。
が、ちゃんとコピペをするなら問題はありません。
つまりちゃんと二段下ろして書くなどして形式を整えるんです。
そして文章の後ろにちゃんと参考文献として載せればいいだけです。
じゃあその文章はどうするかって言ったら昔は一々手書きで書いました。
ですが、今はコピペができるんですよ。
ネットやデータ上の文章ならいですけど、本でしか書かれていないものは大概手書きで書かないといけませんでした。
が、スキャナがあれば問題ないんです。
スキャナは便利
昔のスキャナって遅かったんです。
「ウィンウィン、スキャンスキャン・・・」って音がして長く待ったもんでした。
一枚スキャンするのに物凄く時間がかかった記憶がありますが、いまは機械をサーっと通るだけでスキャンしてくれるものがあります。
学生にとってみれば少々高いかもしれません。
けど、文系の場合、参考文献が大量に出てきます。引用したい場所だってたくさん出てくるじゃないですか。
寧ろ文系の論文というのは引用だらけです。
引用がないと評価されませんからね。
その引用資料をいちいち打ち込んだりするのは物凄く徒労です。
それが面倒だから、ネットの不確かな情報をコピペするんですよ。
でも、それってバレますからね。
スキャナで印刷された文章をデータ化することも出来るので、それから検索を書けることも出来るんです。
大学の先生だったら読んでる時点で怪しいと感じ取りますけどね。
それをしなくて済むんですよ。
大学院時代に研究室にはこの手のスキャナがあったんですけど、とても捗りました。
↓画像です。
こういう風に開いて、50枚ほど一気にスキャンしてくれます。
- 読取方式: 自動給紙方式(ADF)、両面同時読み取り
- 原稿搭載枚数: 最大50枚(A4:80g/㎡)
両面印刷でも設定で両面スキャンしてくれるので自炊にもってこいです。
しかも前述したとおり、PDF化してスキャンしたものを文字情報としてコピペできます。
もちろん参考文献として書き入れないと駄目ですよ。
かと言って古い本や、外国語書籍の場合は文字認識がちゃんとしない場合もありますけど、そこは私は一々直しました。
もしかしたらもうじきその辺もちゃんとしてくれるソフトが出るか、もう出ているかもしれませんが。
地の文は手書きメモをしたほうがいい。
「地の文」っていうのは自分の文章ってことです。
その部分は説明的、事務的な部分はのぞいて自分の意見を書くところは基本的にいきなりキーボードで書かないほうがいいです。
なぜならキーボードで書くよりもペンで書いたほうが感覚的に書けるのでメモとしては圧倒的に手書きのほうがいいからです。
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そういうものも無くしてしまったらその時の感覚は二度と出てこないです。
無くさないためにも、書いたものはいったんスキャンしてしまえば画像ファイルとして残すこともできます。
そういうこともスキャナは本当に便利です。
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