格闘技をしている人は馬鹿にされがちです。
実際そういう所もありますけど、日本の場合「武道」というと途端に尊敬の対象になります。
歴史の重みの関係もあると思いますけど、それだけじゃないんです。
日本以外の国では、例えば中国韓国では肉体労働者、ブルーカラーの人は明らかに下に見られます。
日本が特殊な国で、武家政権が長く続いたために、「武士道」という独自の哲学が生まれるようになりました。
武士に対して尊敬があるので武道をする人にも敬意が現れるんですね。
現代日本では格闘技に対しては尊敬を集めたれることは徐々に難しくなっている感じがします。
「武道」とは違うという感じがするのもありますが、大きいのは別の問題があると思うんです。
恐らく「暴力反対」という強めの四字熟語があるからです。
これを掲げることによって「平和主義」という「立派な人」になることができます。
でもこれは社会的に立派なのではなくて、自己評価として立派になりたいからそういっている人がほとんどです。
ほとんどというのは、ほぼ全員と言ってもいい位です。
その全員に入らない、一部の人は「平和とは何か」「暴力とは何か」「人間とは何か」という事をいちいち哲学している人です。
その場合、もはや安っぽい「平和主義者」ではなくなります。そういう簡単なの伸び分類化されない、一個の人間になるので「カッコ」に入った人にはならないんです。
同じように「格闘技をしている人」と「カッコ」に入れると、一定の層を見て「バカ」と判断してしまいます。それはマズいんですね。
別に人をそう評価するのはいいですが、自分をそう評価してしまいかねないんです。
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