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ノーミソ刺激ノート

書評やスポーツ、言語に関することを書きます。

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読書する意味

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読書をすると、人のことや社会のことが分かるようになるというのは一理あります。

もう一つ言うと読書するということは世界に自分にしかわからない精神の城を作ることなんですね。

私の読書遍歴を大きく分けると小説と哲学書があった両方とも集中的に読んだ時期があるので、そのことについて書きます。

 

本を1000冊読むとどうなるか - ノーミソ刺激ノート

 

小説の場合

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小説ってなんで読むのかって疑問に思いませんか。言葉を覚えるとか、語彙力を鍛えるとかは中学生でもわかる説得力ですけど、たくさん読んでいくと、それだけではない、何か大事なものを言い逃してる気がするんです。

 

たくさん本を読むと起こる良いこと - ノーミソ刺激ノート

 

結局、人の気持ちが分かるという事なんです。

人は自分の人生を生きている限り自分の気持ちしかわかりません。学校を卒業して普通に就職すると後はそのまま定年まで働くだけです。

例えば学生時代にボランティアとかアルバイトでちょっと外れた行動をするとそこで働いている人の気持ちが分かったり、そういう職種周辺の人たちの気持ちを推測することができたりします。

ところがそういうことがない場合は一本のレールを通過するだけでほかの事柄に触れることは無くなってしまうんですね。多趣味の人はスポーツジムに通ったり、山に登ったりカラオケに行ったりして色々な経験をすることで体感的にそれと同じ行為をした人の気持ちが分かるようになりますが、世の中には趣味を見つけたくてもできない人もいますし、そもそも忙しすぎる人もいますから本当に様々な人生の事情があります

そういう事って直接話を聞いたりしない限り気づかないんですよね。

特にインターネットの社会になってから本も読まないしテレビも見ないですよね。テレビは確かに批判されるべき対象ですけど、素人の作ったものよりもいいコンテンツが充実していますし、いいものは本当にいいのにそれもなくされてしまうと困るんですよね。

 

若者が批判できない理由 - ノーミソ刺激ノート

 

100分de名著のテキストがよく出来てるって話 - ノーミソ刺激ノート

 

村上春樹は苦手だけど内容は少しでも入れておきたい!という方へ - ノーミソ刺激ノート

 

それらにはそれなりの効能があって自分に興味の幅はなかったけど何となく見ちゃったという偶然によって知ることというのがあったわけですが、ネットになると、自分の興味ある事に特化して見ることになります。しかも有象無象が作っていることなので質も悪いものが99%です。

だからと言ってそれらも批判する気はありません。今の時代ネットなんか見ないと言っているのは馬鹿らしいので見ますけど、だからといってそれだけで世の中の深みが分かるかと言ったらそんなことないんですよね。

謂わば読書がウエイトトレーニングや本格的な運動だとしたら、ネットは散歩くらいなもんなんですよ。読み慣れていない人、読めない人は散歩から始めればいいかもしれませんが、本当の体を動かすことというものを知るには本格的に動かないとわからないんです。

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読書と筋トレは同じ考え方でやるとうまくいく。 - ノーミソ刺激ノート

 

小説を読めばあらゆる境遇にあった人のことが書かれているので、そこへ感情移入することによって徐々に心情の幅を広げることができます。通常人の気持ちが分かるのって腹を割って話さないとできないじゃないですか。私はバイトでインターネット回線の営業をやったことがありますが、精々営業トークなんて30~60分程度が限度です。毎日それを繰り返しやるならやっと少しわかる程度ですよね。

小説は現代人には読み慣れていないと少々きつい気もするので初めは漫画からスタートしてもいいと思います。少なくともネットを見るよりもずっと良質なものが多いので。

 

まんがで読破を読むべし - ノーミソ刺激ノート

 

資本論 (まんがで読破)

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罪と罰 ─まんがで読破─

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雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)

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古事記 ─まんがで読破─

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般若心経 ─まんがで読破─

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コーラン ─まんがで読破─

コーラン ─まんがで読破─

 
吾輩は猫である ―まんがで読破―

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哲学書の場合

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悩みってあるじゃないですか。だからその答えが知りたくて哲学をやったんですけど、結局何が分かったかって、世界には解釈可能性があるということです。

 

哲学書1000冊読んだらどうなるか。 - ノーミソ刺激ノート

 

大学で哲学を勉強するということ - ノーミソ刺激ノート

 

要するに「こういう決まりはないんだけど、こういうこととする」という風に世界を解釈することができるという事です。

物理的に必然的なものはありますけど、例えば神様がいるかどうかっていう話は、そのほかの神様に関することで「神」という概念があったほうが円滑に進むからあるわけですね。

数学で言う「点」と「線」と同じ事です。現実に点と線はないですよね。でも概念としてはあったほうがいいし、人間がそれを想像できるからあるわけですよ。

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哲学書を読むとあらゆる考え方が身につくので考え方の幅を膨らませることができるようになります。それを繰り返していくと自分の考え方というものが段々出来上がってきます。

世の中にはいろんな人がいるから「こんなことってもうすでに誰かに考えられているだろうな」って思うかもしれませんが、同じ人生を生きていたり、同じ読書経歴がある人なんていないので、何かに記録しておけばとんでもない財産になる可能性だってあります。

寧ろ何もしていない人こそ「世界に一つだけの花」なんだと信じている人が多いと思いますが、特殊な経歴や、圧倒的な読書量を持っていないと発表しても文章力がついていけなくて見向きもされないという事もあります。ですから一方で読書はした方がいいと思うんです。

ただたくさんものを知っていくと、他の人の考え方はわかっても、多くの人から理解されない領域になるという事もあります。でもそれって誇るべきことだと思うんです。

勉強の哲学 来たるべきバカのために

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メイキング・オブ・勉強の哲学 (文春e-book)

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僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

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中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)

中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)

 

 この辺の本にそういうことが書かれていますね。

そういう領域っていうのは他の人にはわからないんだっていう世界です。読書経験が浅い中では人の精神や決まりごとに支配されているわけですよ。

世の中の人のほとんどはそうです。なんでかというとその方が楽ですし、そういう風に教育されているからだと思います。

法律は人が考えた正義の中での決まり事ですよね。それを別に悪く言うつもりはなくて、世界を維持するためには、世界の秩序を守るにはという考えの下、法律は整備されているんですよね。本を読んでみるとその細かなことが分かるわけですよ。ということはそれに納得することもあれば、腑に落ちないことも出てくる可能性があるんですね。

 

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