はじめに
なんでもいいから書けばいいんですよって言っても何でもいいから書けないっていうのが普通ですよね。
でも極端な話、ブログなんて初めは写真一枚でもいいんです。今日はここを散歩しました。なんていって。
子供は初め単語を断片的に話すだけじゃないですか。それが成長段階の中で徐々にしゃべれるようになってくるわけです。それでどういう子供が早く複雑なことが喋れるようになるかといえばたくさんしゃべる子が早いというのは当然の話ですよね。
過去に私は最低600字がいいというようなことを書いたんですけど、文章を書くことが苦手な人ってそんな文字数も書けないんですよね。
でもこれって筋トレと同じで、初めは1㎏のダンベルでも持ち上げる練習でいいんですよ。今まで筋トレをしたことがない人なら、それをとりあえず一週間繰り返してみれば2㎏3㎏と持ち上げられるようになるはずです。
私だってブログ復帰してからもうすぐ2か月ですけど、2か月前のブログを見ただけでへたくそだなって思いましたもん。ちなみに記事数は130以上書きました。
要するに数書けば段々うまくなるんです。あとになって嫌になったらリライトすればいいし、嫌になっても読者は気にしません。もう二か月後も同じようなことを思うでしょう。
これって仕事でもそうじゃないですか。慣れると余計なことを考えずにスラスラいけますけど、初めての時は色んな所に神経使って疲れるし、できたものは大したものじゃないし散々な結果になるんです。
でもブログなんて誰にも迷惑かけないんですから下手くそでも書いていればいいんです。勝手にやってるくせに勝手に慣れるもんです。
まずは何をすればいいか。
今日ご飯を食べたことでも写真を撮って載せればいいんです。YouTubeでだって飯食った動画だけでもたくさんあるじゃないですか。人は誰でもご飯を食べるので、ご飯に関するテーマであれば一定数が見ます。
そんな下らないのは書きたくないと思う人もいるでしょうけど、一応載せてみたら自分で何かしらの感想を持つ筈です。その時に思ったことをリライトすれば文章が書けるじゃないですか。自分で書いた文を読み返すのは鏡を見るようなもんで、鏡を見たら良い顔だとか皺が増えたとか鼻毛が出てるとか感想を思うでしょう。それを素直に書けばイッチョアガリですよ。
ホリエモンが「社長はほとんど馬鹿」みたいなことを言ってますけど、何で馬鹿かって考えずに行動するからですよ。ですからある程度馬鹿になるほうがいい。
馬鹿になれない人というのはもっと馬鹿だと思います。頭のいい人というのは馬鹿にもなれるし、賢くもなれる柔軟な精神の人じゃないですか。
私は人よりも考えるほうですけど、柔軟な考え方を身につけようと思って哲学を勉強しました。哲学に「オッカムのかみそり」っていうのがあって、要するに「有益なことだけ考えて余計なことは考えるな」って話です。世の中には知識が溢れすぎて選別が必要になった時代に生まれた哲学です。大昔の話ですけどね。
そうじゃないと時間は有限なので間に合いません。ですから考えること一つにしても選別するのが賢い人の馬鹿になる方法ですね。
そんなんじゃなくてもっと皆が感心するようなものを書きたいんなら、たくさん本を読むことですけど、時間がかかるので諦めて引用しまくるのでもいいと思います。
哲学書1000冊読んだらどうなるか。 - ノーミソ刺激ノート
後は、読書の感想文を書きたいけど、馬鹿がばれそうだから手が進まないっていうパターンですね。それも何でも書けばいいと思うんです。読書の感想なんて千差万別なんだから、差があって当たり前ですし、どこの誰かも知らないような人の文章なんですから馬鹿がばれたっていいじゃないですか。
一番まずい方法は思ったこと全部書くってことです。一回読んだだけで全部書くなんて無理な話なので、その本の中で感動した箇所一文だけを抜き出して書けばいいんです。
それが素っ頓狂な所だっていいんですよ。ブロガーに知性なんか求めてませんから。書評ブログをよく見ますけど、私の感想は大抵、そういう見方があるんだ、とか、読みが甘いなとか思います。世の中の大半は馬鹿なんですから。感心できる感想文なんかプロの解説本よ読むしかないですよ。普通。
優等生じゃなくても読書感想文でトップを狙う方法(奇策) - ノーミソ刺激ノート
私の場合は同級生が汗水流して泣きながら働いている時に本を読んでいる親不幸なので普通の人が書けないレベルのことが書けますけど、このレベルのことが書ける無料ブロガーって1%以下です。
私の場合は「読書」が好きなので、読書自体のことについて普段思っていることを書きまくってます。
人が文学を読む意味を考える。(労働と合わせて) - ノーミソ刺激ノート
そうしながら100記事くらい超えると、それぞれの記事に関連性が出てくるので、その記事同士をリンクで張り付ければ相互の記事が見られるようにもなるし、一つの記事自体の深みも増すわけです。
↑こんな風に。
人はいつでも同じことを考えているわけではないので、同じテーマでも考え方が変わってきますから、一つのことについて書いた記事だけ読んでも、読者としては他の記事を併せて読むことで書き手の考え方を立体的にとらえることができますよね。
私自身は色んなブログを見てそういうもののほうが書き手の人間性も伝わりやすいし、ただの情報としてだけではないものも伝えられるので「自分は何も知らないからダメ」とかケチなこと思ってないで一言二言でも書いてれば1か月もすれば読んでくれる人は必ず出てくるはずなんです。
引用をしてるだけでもいい
例えばYouTubeの「これがおもしろいですよ」なんて言う一言だけでもいいんです。
それで寂しかったら色々感想書いてもいいですけど。
「人生に、文学を」シリーズがおもしろいけど・・・ - ノーミソ刺激ノート
ジブリ鈴木敏夫「才能の話」がおもしろい。 - ノーミソ刺激ノート
というか何もない人は引用しまくればいいんですよ。
引用文を書きまくっているうちに自分の文章も書けるようになります。陳腐な文章でもいいんですよ。ほとんどにブログが陳腐なんですから。
人と違う発想に至るには(新発想を得る手引き) - ノーミソ刺激ノート
でも文章のパクリはだめですよ。ちゃんと引用しましたという事を書いて、そのリンクも貼っておきましょう。
アクセス数が稼げるテーマ
一般的には
- 芸能・アイドル
- ビューティ
- スピリチュアル・都市伝説
- ライフハック
って言いますよね。
ただライバルは多いでしょう。ビューティだと脱毛関係は稼げるだけにすごいと聞いたことがあります。
読書などの勉強関連もまあ、ライフハックものに入ると思いますけどどうなんでしょうかね。アクセス数を稼いでるものだと、有名な作品のあらすじをまとめたものがありましたけど、正直私はそんなの書いていてもつまらないので書けません。
書いていてスラスラいけるものであればずっとかけるものなので、ケチらず書いていきましょう。
下書きは少ないほうがいいというのは本当か。 - ノーミソ刺激ノート
本を読んでの正直な感想や、普通の人よりはるかに多く読んでいるのでその文章の質と量で勝負するしかありません。
読書に関する考え方も同じです。
哲学書1000冊読んだらどうなるか。 - ノーミソ刺激ノート
↑この古典に関することなんか殆どアクセスしませんけど、関連記事ではちょくちょくアクセスされますから、とりあえず書いておいとくというのが得策なんです。
でもほとんどの人は質は求めても仕方ないので量で勝負しましょう。毎日とにかく文章を書いて上げるしかないですね。
アクセス数が稼げるテーマは見てもいいですけど、書けないのなら自分に書けることをさっさと次々と上げまくることでしょう。