ブログで何か主張をするときに「~かもしれない」と弱気に書いちゃうときってありますよね。
私もあるんですけど、文章を書くときは基本的にやめましょう。
意見を弱めるのはそこ突つかれることを避けることなので、ツッコミ所のない文章は文章として意味がありません。
他の人と違う意見だからこそ言語化に意味が出てきます。
「基本的に」というのは、全部が全部強気じゃなくてもいいという事です。
つまり例外的には弱気でもいいんです。つまりテクニカルな話になりますから、それは書きなれていない人は弱気になる必要はありません。
書くことは技術なので、書きまくっていれば勝手に技術は向上します。
正確に言えば書いてもいいんですけど、それだけのオンパレードだとそいつの言いたいことが伝わらないんですよ。
大体1000字以上の記事を書くとなったら大凡の主張をはじめに書いておいた方がいいです。
となると読者はその主張に関する受け入れの準備を始めます。
そしてそれが極論だろうが、いいんですよ。文章を読むのはあくまできっかけづくりです。
ブログで読んだことをまるっきり信じることは少ないですからいいんです。
逆に読者は意見を読んでその後に自分で結論を考えるべきです。
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これにも書いてありますけど、ただただ意見を読んで知識をため込むだけでは意味がありません。考えるという事は自分の纏まった考えを言語化することです。
ですから一番いいのはブログを書くことです。
読者からしてみたら一つの意見を読んでいるに過ぎないんです。ですから主張にパンチがないと感じないんですよね。
読者というのは何も知らないわけではありません。
何となく思っていることはあるけど、
「お、この人はいいこと書いてくれそうだな」
とタイトルを見て判断して、本文を読んでくれるんです。
そこで弱気な文章、どうともとれるような文章では鹿対案んですね。
いわば料理と一緒です。
読者は日頃から何か考えています。これは自分一人だけで考えていることですから謂わば、家庭料理と一緒です。
わざわざお店に行くのはおいしいもの、普段家では食べられないものを食べたいからです。
そこで飯屋(ブロガー)はリピーターを稼ぎたいですよね。
という事は癖になる料理(文章)を作らなくちゃいけないんです。
多少不健康かもしれないけど調味料を多くして「また読みたい」と思えるような文章作りをするべきです。
かといって私の文章が全部断言的かと言ったらそうじゃない気がします。たくさんあるので覚えてないですけど、初期は特に弱気な傾向があるかもしれません。
でもその予防線っていらないんですよ。だって誰が書いていようが、そんなのはどうでもよくて、一つの纏まった、為になる主張を読みたいだけです。
ですからパンチの利いたものを書くべきです。
もちろん実際書きながら、
「ここまで言うことないよな」
と思う事はあります。大概は、はじめの内はきついと思うのでタダタダ思ったことをサラサラ書きまくる方がいいでしょう。
ぎゃくに「こうしなきゃ」と気張っていては100字もいかない記事になってしまいかねません。
ですからできるだけ「断言」しましょう。
人と違う発想に至るには(新発想を得る手引き) - ノーミソ刺激ノート