テレビはつまらないっていうけど、面白いものもある。読書は難しい、つまらないって言うのと同じで、選ぶ力が問題。これからコンテンツは増え続けるから本もテレビもザッピングしまくろう。
— KEC@読書@仮想通貨@ブログ (@kec_twitt) 2018年8月30日
「速読」「多読」っていう言葉が流行ってますよね。
「多読」は、まずたくさんの本を読んでみないとわからないので、とりあえず小説50冊、新書100冊くらいを目標にしましょう。
その時は一冊一冊数えずにとにかく気になったものを買うのがいいでしょう。
途中挫折してもいいんです。
どんなに読書が好きな人でも挫折しない人はいません。
「速読」というのは既に知ってる情報をすっ飛ばして素早く情報をキャッチすることです。
ですから表現自体に価値にある小説には原則速読は通用しません。
速読よりも重要なのは本自体を選ぶ力です。
それはある程度の読書経験をもとに、いい著者、筆者を見つけてその人の本を徹底的に埋めていくのもいいですし、その分野の初級の本を一通り読むのもいいでしょう。
経験が積まれていくと大概は見当がつくようになります。
その選べる力が身に付いたら必要のない本は読まなくてもいいので読書の効率が上がります。
これは速読以上の速読でしょう。
なんせタイトルや著者名を読んですっ飛ばすわけです。
つまり読書は一つの技術なので料理や仕事全般のように慣れると手際が良くなるんですね。
ですからはじめから読書好きの人のように素早く本が読めるようになることを期待せず、一冊一冊を丁寧に読むことによって、自分と同じレベルの人よりも一歩一歩レベルアップしていきましょう。
自分と同じレベルの人を一歩超すことは簡単です。
世の中の人はほとんど本を読まないのでちょっと読んだだけで人よりも教養人になれるんです。
そういうことを実感しながら読んでいくとスイスイ読めます。
普通の人は一冊も読まないんですよ。
あなたと同じ量を読んでいる人はたくさんいますが、そこからさらに一冊に手を伸ばしてもう一つの情報だったり、感情を得る人は0.001%もいないでしょう。
その一つの感情、一つの情報を得ることで一気に読書力の順位を上げることができます。
読書は競争じゃないという考え方もできますが、考え方ひとつで読む量を増やせますし、量をこなしていけば、質を選ぶ力を得ることができます。