「人生に、文学を」オープン講座 in 神戸女学院大学 2017年6月10日(土)第8講 内田樹さん「身体と知性」
文学好きなら見ているであろう「人生に、文学を」シリーズ。
このシリーズ全部見てますけど更新が遅いんですよね。いろいろな事務手続きとか大変なんでしょうけど、やっと面白い動画見つけたと思っても、まだまだ少ないし、更新頻度も遅いです。応援してるんでどうにかしてほしいですよね。
事務手続きって書きましたけど、大概今までの出版作業が忙しくて動画に手が回らないっていうんじゃないでしょうか。こういうものの反応が良かったらどんどん力を入れていくんでしょうが、それじゃ遅いんですよね。
ジュンク堂の動画もそうですけど一つの動画が長いし、更新が滞ってるんです。
でもたぶん、滞ってるっていう感覚もなさそうですし、もしかしたらまだネットメディア研究がきちんとなされてないんですよね。
町田康 河出書房新社130周年記念企画 「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義 作家と楽しむ古典 第2回『宇治拾遺物語』
これなんかすごく面白いです。

日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08)
- 作者: 伊藤比呂美,福永武彦,町田康
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 単行本
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作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首
- 作者: 池澤夏樹,伊藤比呂美,森見登美彦,町田康,小池昌代
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2017/02/17
- メディア: Kindle版
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恐らくですけど、これに携わっている人が少ないんじゃないかと思うんですよ。会社員って忙しいので。
漫画村の件もそうですけど、出版社サイドが忙しすぎて、素人が作ってしまうメディアのほうが早く仕事が進んじゃうっていうのがあるんですよね。
これって本末転倒ですけど。
人間同士が社会的な利害関係で結ばれちゃうと儀礼的なものが多くなって肝心の仕事が遅くなる。
これって会社での仕事における大損害ですよね。こういうことってどんどん増えると思うんですよ。フリーのメディア増殖には歯止めがかかりませんし、利害関係も持っていないのでどんどんやります。まあこのブログ自体もそうなんですけど。
どういう動画発信物は速さ勝負なんですよね。短くてもいいから毎日更新が鉄則だったりするじゃないですか。そういう感覚が感じられない。
出版的な感覚があるんじゃないかと思うんですよ。出版って凄く時間がかかるんですよね。
キンドルもいいけど紙の本は手放せない(紙の本のいい所) - ノーミソ刺激ノート
キンドルと紙の本、どういう風に買い分け、使い分けするか。 - ノーミソ刺激ノート
時間がかかるからこそいいこともたくさんありますし、私自身は紙媒体を応援しているのであんまり否定したくないんですけど、出版社としてはコンテンツだけなら沢山あるんだから、動画メディアをもっと力入れたほうがいいと思うんですよね。
こんなに大物ばっかりじゃなくてもいいから、毎週とか、毎日とか、作家や編集者の話を聞きたい見たいっていう人は沢山いるはずです。
こういうものの大原則って数打つことなんですよね。質を求めすぎな感じがします。
少なくともいえることは、「人生に、文学を」のオープニングとかいらないですよ。ぱっと始まって10分くらいで終わる動画を毎日更新してほしいです。
協賛企業とかスポンサーの書いてある広告の前で話すとか、そういうのでどんどん動画配信しなきゃマズいと思うんですけどね。