維新の会の橋下さんが米軍に対して性風俗活用をすることを勧めたことが話題になってるけど、風俗に対して毛嫌いするのは本当に野蛮だなと思う。
男性の性欲に関して理解のない女性はわからないかもしれない。
でもそれは身体的に理解できないことであって知識で補完すればいいこと。
男の性欲は未来永劫無くならないということ。
男性にとって性欲というものは切っても切り離せない、謂わば男の性質なのだから、性風俗を蔑視する男性は嘘をついていることは言うまでもない。
私はお金がないから風俗に行ったことも機会がないから軍隊に入ったこともないが、肉体を酷使する軍人が男性的になるのは自明のことで、性的欲求が沸き起こってるのことは自ずから然り。
それをタブー視するから余計に欲求がたまって性習慣に対して固陋なキリスト教圏、アメリカや韓国では信じられないほどの性犯罪が横行しているではないか。
女性には理解できないとはいっても容易に想像できると思う。
性欲とは欲求。食欲、排泄欲、睡眠欲ほどではないがそれに次ぐほどの欲求で、切り離せないものなんですね。
キリスト教やイスラム教などのユダヤ系の宗教や日本的でないオリジナルの仏教でも欲求を規制するけどそれをどうして規制できるかといえば男性、女性を関係なく、わかりやすく言えば悟りの境地。
つまり抽象的な精神世界に入ると欲求に関心を持たなくなる。
だからダルマさんは山奥で何も食べず手足が腐ってなくなっているのにも気づかないほど座禅をし続けられる。というか欲求と引き換えにそれが気持ちよくなってる(ニルヴァーナ)のだ。
みんながニルヴァーナすると人類は滅ぶ。
それは曲論または極論だというかもしれないが、性欲を子孫繁栄のためだけに使うほうが極端で、みんながみんなそういう思考になるわけがない。
本来の使用方法にゆとりを持たせたほうが大衆的である。
ちなみに交際中の男女において男性が女性を本当に大事に思っている場合体の関係を無暗に求めないのも男性側の思う二人の関係性の抽象度が男女の関係以上に高いからである。
男であれば特別性欲のない人でない限り理解できることのはずなのに脂ぎった男の政治家がみんなして橋下さんを非難するのは小手先で政治をしている俗猿に見える。
滑稽である。大局的に物事を見られていない。
繰り返すが人間の本然である欲を非難することは野蛮である。
自分の欲求範囲が他人にも当てはまると思っているから野蛮で固陋なのだ。
それを非難している人は逆に性欲ばかりを追いかける野蛮人に見えるだろう。
それは性に対する見識、思考が浅薄なだけで一言でいえば「小賢しい」。
いくら性を否定しようが生き物である限り性欲は生きることと一体なのだ。
マスターベーションすればいいというが、それはその場限り欲求を無くすことであり、長期的に見れば物理的に満たされたいのは当然。
しかもそれに加えて軍人は男性的な仕事をしているのだから言うまでもないだろう。
そもそも性風俗推奨を女性の人権問題だとか言っているがはっきり言って愚の骨頂。
アメリカでは”sexslave”(性奴隷)にされているとか表現されているが、下品極まりない。アメリカは奴隷が好きだから仕方ないが「性奴隷」という表現こそ風俗業女性を蔑視した発言ではないか。
彼女(彼)らは堂々として報酬を得て、自ら選んで風俗業を営む人が多い。
もちろん皆が皆そういう場合ではないが、だからといって蔑視することはない。
風俗業だけでなく、すべての人の生業はその人が希望する職種とは限らない。
希望は幾らか作用されても、「人生の成り行き」で職に付いている人が殆どなのだ。
成り行きとは人生そのものでアイデンティである。それを蔑視することこそ人権無視だろう。
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それでも性風俗は罪だというのであれば教えていただきたい。
確かにキリスト教で生活していれば性風俗を否定しないと自分の精神世界を破壊されることと同義だから仕方がないんだけどね。