読書の効果は以下の通りです。
国語力がアップする
言うまでのことでもないかもしれません。
言葉を覚えて、文脈を感じてどんどん使いましょう。
中学生高校生くらいは、よく言葉の使い方を間違える子がいますよね。
それはその時は恥ずかしいかもしれません。
が、何事も失敗したほうが長い目で見ればいい結果になるもんです。どんどんアウトプットして力をつけましょう。
将来、非常に役に立ちます。
「こういう言葉を覚えたけど使ってみたいな」
と思うのは正常なことです。
もしくは新しい表現に出会ったら
「どういう使い方が正しいんだろう」
と試行錯誤するのもいいですよね。
手っ取り早いのは辞書を引くことです。
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言葉の使い方が分かって来ると、ちょっとした表現の使い方だけでも人から見た印象が変わってきます。
時間を活かせる
スマホでゲームをやるのもいいし、ぼーっとするのもいいです。
しかし、読書してるのとしてないのとではその後の人生に格段の違いが生まれます。
ゲームで楽しめるのはその瞬間だけですが、読書はその瞬間と、後の人生すべてを活かせるんです。
「活きる」って、瞬間的じゃないですよね。点ではなく、「線」のようなイメージ。継続性です。
「電車に乗るにしても5分くらいだし」
と思っても、その5分で一行でのいいので読んでみてください。
新しい、光線のような刺激が脳を駆け巡ります。
本を読むという事は決して「一冊まるまる読む」という事ではありません。
私は毎日本屋で立ち読みしていますし、待ち時間はキンドルで本を読んでいます。
立ち読みでも新書や啓発本でも、その目次や、一章数ページを読むだけでも発見があるのでガンガン読みましょう。
私は自己啓発本の読む量は控えてます。
そんなに必要ないからですね。一時的なカンフル剤のようなものです。
自己啓発本ばかり読んでるのはエナジードリンク中毒の人いるじゃないですか。あれと一緒ですよ。
中でもおススメは、堀江貴文(ホリエモン)の本。
彼の本は読み易いですし、ご本人も恐らく本屋で買われることを第一の目的とはしていません。
本屋に平積みにされるだけで物凄い宣伝効果があるので、本をたくさん出しているんです。それは彼の本を数冊読んでいれば大体わかることです。
自分のことだけ考える。 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書)
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すべての教育は「洗脳」である?21世紀の脱・学校論? (光文社新書)
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ほんの数分でもいいので一日一回は本を読む瞬間が作れれば他の人との差がすぐに生まれます。
偉人と友達になれる
これはよく言われることです。
面と向かって話す、食事しながら話すという事を何回続けても、その人との関係が深くならないなんてことはよくあります。
逆に面と向かっているからこそ、腹を割って話すことができないなんてこともあるからです。
しかし「本」となると、著者は腹を割って書かないと長々と厚みのある本を出版することはできません。
しかもちゃんと編集を経たものであれば、ちゃんとした人が書いたものが多いです。
今はキンドルであれば誰、でも出版しようと思えばできる時代ですが、そういう時こそ古典を読んで過去の偉人と友達になりましょう。
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何度も読めば、30年来の親友以上の分かりあえた友達になれます。
友達100人より愛読書100冊のほうが価値があるぞ - ノーミソ刺激ノート
面と向かって話すとなれば、お互いに都合の問題がありますが、本であれば勝手な都合で、気軽にその人の考え方をインプットすることができるんです。
一度読んだだけではなかなかその人の考えが身につくことは無いですから、何度も読めたらいいですね。
読書の力って案外「しつこさ」だったりする。読書を長続きさせるには。 - ノーミソ刺激ノート
コミュニケーション力が上がる
コミュニケーション力は、話し方も重要ですが、その中身のほうがもっと重要です。
長期的に話をする人であればネタがたくさんあればあるほどいいでしょう。
何も「この前読んだ本で」という話をしなくても構いません。
ある程度広い範囲の本を読んでいれば大抵の話題にはついていけるようになります。
これにも書いてあったことですが、これからは「資本主義」は衰退し「価値主義」に切り替わっていくといいます。
なぜかといえばこれからの仕事は大体がAIがやってくれますから生活に困るという心配はどんどん減っていきます。
じゃあ人はなにを基準にして生きていくかといえばその人しか持っていない価値です。
本の中では「白トリュフを持っていたらモテる」という例がありますが、要するに
モノ自体に魅力があるのではなく、それが必要な人に、最高級の白トリュフを渡せるだけのルートを持っている、その人に価値が生まれている
ということ。
これもまたコミュニケーションの能力です。
読書をすることで人とは違った知的経験をし、それを基に人に話すことで、その人にしかない価値を身に着けることができるようになります。
人それぞれ好みに合う本は違うので、自分が心から読みたいと思える本を片っ端から読んでいきましょう。100冊も読めば絶対にあなたしかない個性的な話題を得ることができています。
想像力が上がる
想像力の力をなめてはいけません。
成功者の話って「精神論」じゃないですか。
つまり想像力によって成功するんです。
物理環境はビンボーでも富豪でも、実は大差ありません。
しかし想像力は無限の差が生まれます。
人間の身は一個だけ。
ですから降りかかることは限られています。
が、想像の力によってあらゆる状況、心情を追体験できるようになります。
本を読まなければ、ただ一人の人生を送るばかりです。
あらゆる状況を知ることによって、人は他人の状況もまた想像できるようになり、
- 人の気持ちが分かる
- 未来予想ができる
- 因果関係が想像できる
というメリットがあります。
「人の気持ちが分かる」
小説の場合では人の心情、状況を描かれるものが多いですよね。
小説としてまとまっているものですから当然読者が納得できる内容でないといけません。
ですから気持ちが予想できるんです。
もちろん限りはありますが、本を読むことによってあらゆるパターンを知ることができます。
読めば読むほど想像できるようになります。解像度が上がる感じですね。
本を読まない場合も、できないことは無いです。
が、その場合は自分一人の経験に基づくしかありません。
しかし小説の場合は一つの作品であらゆる人間の気持ちや状況が分かるんです。
しかも一生の内で合わない人ばかりです。
「未来予想」なんてできるのかと思いがちですが、物事の因果関係を並べると予想できてきます。
決して大きな予想ばかりではなく、簡単な、小さな予想できるようになります。
小説は普通はフィクションですが、フィクションの何がいいかというとそれ自体が「もしもの話」だからです。
もちろん世の中のほとんどのことは予想できないことばかりです。
が、多くの情報を得ることによって、想像力の解像度が上がって、未来が見えてくるようになるんですね。
「因果関係」は、以上の二つと関係します。
文章は読者が納得するような構造でなければいけません。
自分の意見や物語を読者に対して通すには因果関係が無くては話になりません。
因果関係は実際に心の中で経験しなければいけません。
つまり数が勝負です。
因果関係は人にものを説明するときに役立ちます。
人に自分の気持ちを説明するときってなかなか難しいじゃないですか。
「わかってくれ」と念を送っても、言葉で説明しないとなかなか難しいものです。
多くの因果関係のパターンを経験しておくと、自分自身が人にものを説明するときに説得力を持てるようになります。
ストレス解消になる
本を読むことは知識を得ることだけではありません。
何となく自分も思ってたけど、それを言語化してくれているものを読むことによって
「こういう言い方があるのか」
「自分だけじゃないんだ」
と著者と気持ちを共感することで安心感を得ることができます。
世の中には難しい本を読んで逆にストレスを感じる場合もありますが、無理に理解できなかったり共感できない本を読むこともありません。