具体的な「方法」
本をたくさん読むには、
「古典・名作」
を先に読んだほうが効率がいいです。
とはいえ、いきなりは読めませんから、
「まんが版」「図解版」
を読みましょう。
フロイトの精神分析 (図解雑学-絵と文章でわかりやすい!-)
- 作者: 鈴木晶
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: 単行本
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意外と読んでいない人は多いんですけど、こういうものは30分~1時間程度で読めます。
その時間が惜しいと思う人もいるかもしれませんが、その時間を読むだけで一生にわたって、その分野の専門書を読む技術が手に入るんですから、効率がいい。
本を読むときにいきなり専門書を読む場合がありますが、大概は読めません。
技術書でなくても、純文学の古典を急に読んでも理解はできません。
でもまんが版を読んでしまえば、本文を読んでもなんとなく理解ができるようになります。
なぜならストーリーは頭に入ってるんですから。
古典を読めば現代の本も読めるようになってきます。
なぜなら昔の本は「元ネタ」になってるから。
※「古典・名作」は時代を通じ読まれている。
だからこそ今後、本を読む時にその知識が元になってスラスラと読めるようになります。
なぜなら「言葉」は「古いもの」だから。
過去に有った言葉を我々は使っています。
だからこそ、古典的素養が大きな助けになるってこと。
本を撰ぶこととができる
だから一度そういうものを読めるようになってしまえば、多くの本をパラパラめくっただけで理解できるようになるんです。
すると、
- 読むべき本
- 読まなくていい本
の、区別がつくようになります。
この「区別」をつけることが、一番の「速読」です。
世の中にはたくさんの本があります。
一生読んでも読み切れない本があるんですから、それを判断するのが一番の近道でしょう。
どういう本を自分が読むべきかを見極め、その周辺の本を読むのが、有意義な人生に近づきます。
しかし変化はあるとはいえ、「古典」って、なんとなく読めたじゃないですか。
それは、古代と現代を通じて受け継がれているものがあるから。
とはいえ、いきなり昔の本を読んでも「知識」がありませんから時間がかかるばかりです。
昔であれば、
- それ専用の辞書を引きながら読む
- 古代資料を突き合わせて検証する
っていう、専門的、学術的な方法はありませんでした。
そのあとに出たのが、画期手に似わかりやすかったのが「岩波文庫」です。
「岩波文庫」は難しい
岩波文庫の後ろには、必ずこのページがあります。
要するに、
- コンパクト
- 手軽
- 安価
に、古今東西の名作を読めるというものです。
これが無い時は、
- 分厚い本を読む
- 海外の文献であれば原文を読む
- 古代資料は、多くの注釈書と合わせて読む
しかありませんでした。
それが一冊にまとまっているので、とてもよかったんです。
岩波文庫のおかげで素人でもそういうものにアクセスしやすくなったんです。
とはいえ、現代ではそれでも難しいという話があります。
これは昔の人が頭が良かったわけではなく、長い時間をかけて読んでもいいと思えた、それだけ「知」に飢えていた事もあるでしょう。
とはいえ、昔の人もほとんど読めていなかったでしょう。
なんせ時間がかかるのには違いありません。
例えるなら、徒歩が人力車になったようなもの。
しかし漫画版などのものを読めば、おおよそを理解するだけなら、新幹線くらいの速さで理解できます。
しかし今では、まんが版、図解版が多く出回っています。
ですから、その時代の恩恵にあずからない手はありません。
逆にいえば、それでも頑固に岩波から手をつけるのは、時代錯誤です。
お金が余計かかろうが、知りたいのであれば、一冊500円前後。
だから、それでその後の人生が有意義になると考えれば、喫茶店のコーヒー1杯と考えれば安いもんです。
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