本を読むのに一言一句ちゃんと読もうとしてる人は多いでしょう。
しかしそんなことしなくていいんですよ。
むしろ作法は新書などの随筆の場合は、
- 本文を読む前に目次を読んで全体像をつかむ
- 読みながら誰かに教えることを前提で読む
- 読み終えた後口頭や文字でアウトプットする
という事がいいでしょう。
これをしていれば一度しか読んだことが無くてもなかなか忘れにくくなります。
そんなことはかえって面倒、という方は
私は本を読むのが好きだという事でブログをしてるんですけど、本来はそんなことはありません。
本を読み始めたのは大学に入ってからです。
つまり無理をして好きになりました。
テレビやネット動画では次々と情報が得られるし、受動的に勝手に得られますよね。
が、本は自分で読まなけりゃいけないし、難しい単語があるし、せっかく無理して読んでいるのに結局何もわからなかったなんてこともある。
だから今も本を読まない人たちの気持ちはいたくよくわかります。
「速読」や「効率のいい読書方法」なんかを検索したり関係書籍を読んだりもしました。
で、結局分かったことはとにかく自分で読まなくては何もならないということ。
読書の体験なんだけれども、何度も読んでいくうちに効率のいい読書方法とやらが身についたので書いておく。
小説の場合でも新書の場合でも、私は途中から読むことがよくある。
ドラマや映画をテレビで見るときに途中から見始めるということはザラではないだろうか。
そんなことはしないという人でもそういう人はたくさんいるんですよ。
途中から見ても見ていくうちになんとなく話の流れが分かっていったりします。
小説でもドラマでも映画でも、初めの部分は状況説明のために面白くない場合が多いです。
徐々に読み進めてだんだんと面白くなってきます。
読書に関してもそうで、途中から適当に読んでいくと意外に読めてきて、
「よし始めから読んでみよう」
という気になってくる。
世の中の半数以上は全く本を読まないそうだが、その理由もわかるんです。
面白くなかったら徒労に終わってしまうからです。
だから小説に関しても、適当にぱらぱら読んで面白そうなところがあったら読み進めて、最後まで行ってもいいし、最初から読んでもいいんです。
新書の場合でも目次を読んで興味のありそうなところから適当に読んでいくと面白くて、その箇所で「前のページにも書いたが」みたいな説明があったらその箇所を読んでみればいい。で、結果全部読まなくてもいいんです。
個人的には4割読んだらその本を読んだといってもいいと思います。
なぜなら我慢して全部読んでも本の内容は3割くらいしか覚えていないものです。
興味のない内容だったら全く覚えてないということもありえます。