辞書を読むメリットは知らない言葉の刺激を受けるということです。
「知らない言葉」というのは「知らない概念」「知らない世界」です。
全く知らないことは、なかなか頭に入りづらいです。
そもそも目に入らない危険性もあります。
知っているということは「意識している」ということです。
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辞書を読むことによって知らないことへの窓口ができます。
その単語を読むことによって、それに関して詳しく知ることができるわけではありません。
しかし簡単なことを知ることはできますから、その後に知りたいことがあれば、入門書を読んで、専門書に進むというパターンでしょう。
辞書を読むことによって語彙力が増えるという話が有りますが、そこで初めて知った言葉は使う事はなかなかないですし、聴くこともあまりありません。
私は語彙力を深めるなら辞書ではない、それ以外の読書をした方がいい、という事を薦めています。
語源を知ることができることもありますが、それはたまに読む程度でいいでしょう。
私は集中的に読んだ経験がありますが、普通の人は忙しくて読むひまがないと思います。
『万葉集』は日本語の語源にさかのぼれる良い資料です。
日本語の語源は漢字輸入以前はなかなか遡れないので、眉唾物が多いですが、以下の資料はわかりやすく、信頼しやすいものです。
それでも辞書を読むことは楽しいことではあるので、色んな辞書を読んでみるのもいいでしょう。
学校では国語や古語、漢語、英和くらいしか知りえないですか、世の中にはいろんな辞書があるのでそれを見るのも結構楽しいです。
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