二種類を比較してみる
基本的に読書して良いも悪いもありませんが、それでも
「え、それって読書としてどうなの?」
と思われる読み方はあります。
二者を比較すればどっちがいいかは、普通はわかるでしょう。
たとえばこの二つ
- ビジネス書を100冊読む
- 『論語』の解説を100冊読む
同じ100冊ですけど、1はあまり効果が無さそうです。
せっかく読んだんなら、蓄積があったほうが良いですよね。
でもビジネス書は一般的な蓄積にはなりづらいです。
でもこの二つでどちらを実践した人が多いかと言ったら1でしょう。
それは簡単だし、勉強した気になるからですね。
一方、2のほうは一冊読むのにも苦労するし、すぐに実感はできません。
だから圧倒的に2をする人は少ないです。
ビジネス書を読むという事
ビジネス書は実践ありきなので、実践しながらあくまでヒントとして読む分にはいいでしょう。
100冊も読んだら蓄積がありそうですが、ビジネス書を読んで知識を蓄積してもお金になりません。
ビジネス書はお金になるために読むものですからね。
ビジネス書の読み方などについてはこちら
ビジネス書をたくさん読んでも無意味な理由 - ノーミソ刺激ノート
『論語』などを読む場合
一方、『論語』の解説を読む場合はお金のためではありません。
特別な目的があるわけでもありませんが、日常生活でふと感じることが出来るものです。
私が実感できたのは、高校生くらいまではテレビを見ていても勉強になると思っていました。
しかしまともな本を読むようになってから5年ほどたつと、テレビで教養系の人が喋っていることがすぐに理解出来たり、おかしいとさえ思えるようになります。
つまり読んで蓄積になります。
読書をする蓄積とは本来こういうものです。
他にも芸術的な文学・小説や哲学書を読んだら自分の言葉のバリエーションが増えます。
そういう難しい本を読む方法はこちら⇓
「難読本」を読む方法【大人のための読書案内】 - ノーミソ刺激ノート
難しい本はすぐに読めるものではありません。
ですから毎日少しずつ読みましょう。
すぐに効果が無いからこそ、今から実践すればいいんです。
こういうものは単純に語彙力が増えるというようなことではなく、言葉の可動域が拡がる感じですね。
とはいえ、いきなり難しい本を読んでも続きません。
ですから簡単そうなものから読みましょう。
毎日数ページでもいいです。
絶対に力になります。
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