横井軍平さんをご存知でしょうか?
花札屋だった任天堂を大きくしたのは横井軍平さんなんです。
簡単な功績を並べると
- 十字キーの開発
- ゲームボーイ開発
- ゲームボーイをあえてモノクロに
- ニンテンドーDSの原型開発
などなど
電機整備士だった横井さんが仕事時間に作ったおもちゃが大ヒットしてからはじまるクリエイタ人生。
横井軍平wikipedia
詳しい情報はこちら↑
ゲームボーイって仕方なくモノクロだと思ってたんですけどゲームの本質を見抜いていた横井さんは頑なにカラーにすることを拒んだんですね。
で、後にカラー携帯ゲーム機を出したセガは大失敗する。
このCM、おもいっきりゲームボーイを馬鹿にしてるんですけど、セガが任天堂の避けた轍をガンガン踏んでる感じがすごく面白いですね。
そんな横井さんの哲学が「枯れた技術の水平思考」。
既に使い古された技術はメリット・デメリットがわかっているので使いやすく、それを深める(垂直思考)のではなく、別の使い方に切り替える(水平思考)することによって無限にアイデアがでるという哲学です。
横井軍平ゲーム館: 「世界の任天堂」を築いた発想力 (ちくま文庫)
- 作者: 横井軍平,牧野武文
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/08/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば (P-Vine Books)
- 作者: 横井軍平,草なぎ洋平,影山裕樹
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
これって要するに古典に学ぶということなんです。
古典を「カビの生えた話」といってしまう某女性議員とは別の考え方ですね。