インとアウト
高所得者は読書量が多いといいますよね。
何となくそんな気はしても、なんでそうなるのかという事を考えてみたいと思います。
結論から言うと、読書をしたからと言ってお金持ちになれるわけではありません。
収入を得るにはアウトプットありきです。
もう一方ではインプットが無いとアウトプットができないという話もあります。
ほとんどの人がアウトプットできないのはこれによるものが大きいんじゃないでしょうか。
しかし10~20年くらい生きていれば、他の人が経験したことないことくらい、全員がそれぞれ経験しているはずなので、それをアウトプットすればいいんです。
と言ってしまえば簡単ですが、そうはいっても簡単でないのは、文章を書くことが大体の人ができないという事です。
私がブログの記事を書けているのは書きたいと思えるからというのもあります。でももう一つ大きいのは読書が好きだからなんですね。
Twitterを見ていると、2000字の記事を書くのに2時間かかるのが普通らしいですが、私は20分で書けます。
なぜかといえばすでにインプットされていることを出せばいいだけだからなのと、文章の構成が身についているからです。
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中学生の時までそうでしたが、構成を考えながら、休み休み文章を書いていると遅くなります。しかし流れるように書き続ければ、問題は出てきません。
私自身はブログを書いていますから簡単にできるものだと思い込んでいました。しかし他の人にそれを進めても反応が良くないんですね。
一瞬でも「はじめてみようかな」と思えた人は始めるべきです。ほとんどの人はやる気さえ起きません。
アウトプットするためにインプットがあると言っていいでしょう。
アウトプットは「考えないこと」
ホリエモンは社長は馬鹿が多いと言っていますが、それは余計なことを考えずに起業というアウトプットを起こしているからです。
社会に出たばかりの人間はいくら勉強をしていたからと言って「教育」の範囲内でしか学んでいませんから実践的なものや特殊な知識、経験があるわけではありません。
だからこそ、たくさんの本を読んだほうがいいと言っているだけに過ぎないんです。
たくさん読んでいれば、アウトプットするののがたくさんありますからインプットを先にしているだけのことで、アウトプットありきなんです。
しかしそれは技術なので経験を積まなければ上手くなりません。
しかしアウトプットして失敗を感じてしまうとまるで自分を否定されたような気になります。
だから人々はインプットに逃げてしまうんですね。読書しているだけなら人から否定はされません。アウトプットは否定が伴います。
ですから多くの人はそれができずにいます。多くの人ができないという事はできる人は重宝がられます。
重宝がられるとさらにその経験を積みます。だからこそ収入が上がるんですね。
収入が得られるのはなぜか
- インプットする
- アウトプットする
- 否定される(普通の99%の人は1に戻る)
- アウトプットする(収入が上がる人は3.4をループする)
- 肯定される
- 収入が上がる
このように社会は偏るようにできています。どちらに行くかは個人の行動次第です。
「否定される」と言いますが人の評価は千差万別です。
絶対的な評価はないですから人を信用しないようにしましょう。
そもそもアウトプットすることによって得られるものがあります。それが経験です。
読書だけのインプットの場合はこれが積めません。
読書とはあくまでアウトプットオンリーです。つまり自分の中に取り込む作業ですね。
取り込む作業でお金がもらえるわけではありません。
では収入を得るにはどうしたらいいでしょうか。当然、アウトプットなんですね。
仕事をしなければ収入は得られないのは当然のことです。仕事というのは社会へのアウトプット(奉仕)です。
逆に読書はインプットです。
しかしアウトプットだけしていても本人にそれだけの中身がないといけませんよね。
じゃあ読書をすればするだけいいと思って読書に時間を取られて何時まで経っても社会への奉仕ができないという状況になってしまいます。
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インプットが無ければアウトプットはできません。
ですから国家は教育に力を入れているわけですが、大学まで入る人は今や50%です。
つまり大卒程度の知識は世の中の半数が持っていることになります。
となると人とは違ったインプットがないと駄目ですから普通の人よりも多くのインプットが必要なんです。
が、しかし、今までインプットの訓練はしてきているものの、アウトプットの訓練はほとんどなされていません。
しかし、今はアウトプットはいくらだってできるんです。
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ブログは誰でも無料で始められますし、続けていけば収入にもつながります。
書くことが好きじゃないと出来ないことですけど、何となく好きであれば誰でも始められます。
世の中の仕事は全部アウトプットだと言ってもいいでしょう。
描いたり話したりすることがアウトプットだと思われがちですが、それが不得意な人は技術でもってアウトプットしているんです。
利益につながるブログについて考えてみた。 - ノーミソ刺激ノート
上記した『アウトプット大全』にも書いてありますが、メモするだけでもアウトプットになります。
メモするだけでは否定がされないかといえばそんなことは無くて、自分が目を通すものですから絶対に自分が過去の自分を否定します。
なぜならアウトプットして数日たった時点で別の目線から物が見られるからですね。
私の経験上、手書きにする本はノートのようなきちっとしたものではなくてコピー用紙の裏紙のようなものに青いペンで落書き程度に書くことをおススメしてます。
なぜなら、それだけでプレッシャーが無くなってスムーズにアイデアが出せるんです。
そんな簡単なことで書く内容が変わるのかというくらい変わります。