「の」が「ん」に変化する「撥音便」というやつで、文語が前者、口語が後者という違いはあります。
— KEC@難解読書@ブログ@リライト中心期間 (@kec_twitt) 2018年10月21日
変化の理由は発音しやすいからです。
が、フランクな関係性だったり、柔らかな印象を与えたいなら、文章でも「ん」でもいいのが現状です。
↑これが答えです。
しかしこれって実際に口に出して考えてみればわかることです。
でもこれが分からないっていう人多いんですね。
なぜかというと、世の中には論理的に、頭の中で解決すると思っているからです。
しかし言葉というのは口頭ありきです。
「音便」に限らず、語形変化がなんで起こるのか、覚えるのが面倒
という人がたくさんいますが、言葉は勉強するのが本文ではありません。
言葉は体がなければ意味がないんです。
頭のいい人に多いですけど、体を馬鹿にする傾向があります。
頭は体ありきだという事をもっと意識すべきです。
身体知性 医師が見つけた身体と感情の深いつながり (朝日選書)
- 作者: 佐藤友亮
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/10/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
脳みそさえあれば自己が成立する、と考えがちですが私は到底そう思えません。
脳みそは会社である幹部のようなもので、実際に労働する社員が無ければ仕事は成立しません。
会社であれば幹部が社員のようにガムシャラに働けばいいですけど、脳みそが手足のように感覚器官になることはほとんど無理でしょう。
もしくは、意識と無意識は意識のほうが上等なものだと考えがちです。
けど、実際仕事をしている多くのことは無意識のほうで、無意識でどうにもならなかったことが意識的に認知されて問題解決するという事が起こります。
これも意識が幹部、無意識が社員のような関係性です。
⇓「無意識・意識」については,この本に書かれていました。