私は普段文学や哲学関連の本やブログなんかをよく読んでるんですけど、ある何かの弾みで全然別の分野の情報を得ることがあります。
私は基本的に読書が好きですし、一番濃い内容を得られるのは読書だと思います。
が、現代人なので動画も多く見ます。
ブログのいい所は場所を選ばず情報を得られるところですよね。動画もいろいろ工夫されて、だいぶ場所を選ばなくなってきましたけど、文字情報だからこそいいということもあります。
私は家で動画を見ることが多いですけど、最近嵌っているのは教養系の動画ですね。
東大の動画を見よう
暦本純一「Human Augmentation:人間拡張とその未来」ー公開講座「仮想と現実」2016
最近は東大のプレゼンテーションや授業が無料で長時間見られるので便利ですよね。
10年位前からいろんな教養系の動画がありますからうれしいんですけど、徐々に編集技術やYouTube自体の細かな更新もあって見やすいものになっているものも多いです。
「人生に、文学を」シリーズがおもしろいけど・・・ - ノーミソ刺激ノート
昔はYouTubeにはCMが無かったのにと嘆くこともありますけど、この動画のようにこれ自体が宣伝なので、視聴者が嫌がる宣伝を排除したものもあります。
大学の研究発表なので分かりづらいこともあるかなと思いましたけどそんなことはありませんでした。そもそもYouTubeに上げているくらいなので一般人向けに出されているもので分かりやすい内容が多いです。
このチャンネルに限らず難しい内容もたまに見ますけど、そういうのって初めはわからないんですけど、関連動画を数回見てるとだんだんわかるようになってくるからいいですよね。
一時間くらいの長いものでもPCで見ていれば早送りで見られるので短縮になりますし。これはかなりいいです。
教養の幅の広げるきっかけに
普段は自分が欲しい情報ばかり得るじゃないですか。それは当然の話でそうじゃないと引っかかりようがありません。だから「たまたま見る」ということが重要になって来るからたまにテレビを見たりします。
素人が作ってる個人の動画だと編集が荒かったり、音量が大きかったりしてムカつくことがあるじゃないですか。でもちゃんとした公式動画であれば大概はちゃんとしているので余計なストレスがかかりません。
本当に最近のテレビは大概つまらないですけど、あたりが多いのはNHKかテレ東ですね。NHKのテキストもよく読んでます。
100分de名著のテキストがよく出来てるって話 - ノーミソ刺激ノート
得たい情報をすぐに得られるのはすごく便利ですけど、教養の幅を得るには事故のようにぶつかった情報を得ることによって、普段自分が持っている知識と合わさって何か新しいものが自分の中に生まれる感覚があるんですよね。ですからいろんな情報が雑多に混じっている動画チャンネルを見ることはいいことだと思います。
昔は新聞を読めと言われましたけど、新聞もいいですが簡単に気軽に得られるのはやっぱり動画ですね。
職人的に一つのことに集中して知識を集中させるのもいいでしょう。でもそれって限界がありますから、何か別の分野を見ることでブレイクスルーがあるんですね。
でも「得られる」っていうのは本当に興味のないものが自分に引っかかることは無くて、無意識に興味を持っているものしか得られないのでちょっと引っかかったものは複数回見聞きしたほうがいいんですね。
本もそうですけど、何度も繰り返すことによって、そこの教養が自分の血肉になるんですね。
本が苦手なら動画でも映画でもいいです。
映画や小説は長いから苦手だっていう人がいますけど、解説を読んだり見たりすることで頭に入りやすい準備ができます。
そういうことをしておくと、ただ単純に繰り返し本編を見るよりも却って頭に入りやすくなるんですね。