ノーミソ刺激ノート

読書やスポーツ、言語に関することを書きます。※本ページにはプロモーションが含まれております。

広告

【読書初心者】読み慣れていない人のための本の読み方

広告

 

f:id:kec_sad0resu:20180401222513p:plain

挫折しない読書の仕方

 

  • 難し過ぎるものを読まない
  • いきなり一言一句読まない
  • 漫画版、図解版を先に読む

 

でも、読書は挫折ありきです。


なので、そんなの気にせず、完読を目標しなくていいんです。

バンバン読んでれば、知識と経験は増えるし。

「ちょい読み」をたくさんしよう。

 

【たくさん読むことのメリットに関してはこちらをどうぞ】

【読書法】多読するとIQが上がる - ノーミソ刺激ノート

 

本はまじめに読んだら損 - ノーミソ刺激ノート

 

二冊同時に読むメリット - ノーミソ刺激ノート

村上春樹を例に

たとえば村上春樹の小説がなんで売れているかというと、つまらなくても読み進められるっていうのがあるんですね。

でも日本人が読んでも大した感想を持てるようなものとは思えません。

外国人が彼の作品を好むのは外国的(アメリカ的)な文体で日本的な発想を詰め込んでいるからです。

 

スタイルはアメリカ的で、思想は仏教と共産主義が色濃いです。

つまり適度な刺激がありながら内容は見慣れた風景なんです。

これが文学で一番受けるんですが、一方、日本人が読むと見慣れた風景なのに文体は慣れた流れではないのでむしろ気持ち悪さを感じます。

【関連記事】

村上春樹が苦手なら漫画を読めばいいじゃない? - ノーミソ刺激ノート

 

村上春樹を読みたいけど苦手な人へ - ノーミソ刺激ノート

本が読めないのはあなたが悪いのではない。

f:id:kec_sad0resu:20180331180717p:plain

たとえば日本のポップミュージックがなんで外国人に受けないかというのは長年の問題ではあります。

これは言葉のリズムの問題という話もあります。

日本語は音節が多いので、それに伴って音符の数が増えます。

一方英語では、音節が少ないので音符が比較的少ないんです。

 

それによって外国人は聴きなれない流れに拒否反応を起こすんですが、それが日本人の村上春樹拒否感と似てるんじゃないかと思うんですよね。

 

村上春樹は苦手だけど内容は少しでも入れておきたい!という方へ ノーミソ刺激ノート

 

でもなんで日本でも売れているかといったら外国で売れているから、いい本だと勘違いする性質もあるんです。

けど一方で大したこと書いてなくても単語が難しくないから一応読み慣れている人は進められるというのもあるでしょう。

 

人が文学を読む意味を考える。(労働と合わせて) - ノーミソ刺激ノート

 

本をたくさん読む方法 - ノーミソ刺激ノート

 

一方、中島敦や鴎外などの格調高い文体を持つ小説の場合彼らは漢文の素養があるので

バンバン難しい言葉や漢字を使います。

本来そういう本を何度も読んで自身の教養を涵養するのがいいと思うんですけど。

実際問題、現代人は時間がかかるものに我慢ができないので難しい言葉が出たらそれが

読むのを止めるきっかけになるんですよ。

長い目で見たらそっちのほうが教養を深められるのに。

 

そもそも、日本国内に小説を読める人が10万人もいるはずがなくて、10万部超えるヒットということは買っている人はほとんどが小説や文学に関心のない人たちです。

だからたくさん売れているからといっていい本というわけではないんです。

 

じゃあどういうものを読めばいいかというと名作

名作で一番いいものは簡単に読めない、時間がかかるという苦痛が伴う古典なんですけど、古典に限らず本を読むことは多少苦しみが伴うものです。

 

スポーツにしてもやりなれていない頃は筋肉痛になったり疲れが激しい事と一緒です。

ただ適度な刺激は快感になることと一緒で、スポーツマンは寧ろ筋肉痛などの苦しみを楽しんでいます。

読書が慣れている人も、新たな表現に出会ったりすると刺激的な苦しみに伴う快感が得られるからやめられなかったするわけです。

でも、初学者が古典的名作を読むと刺激が強すぎるっていう問題もあります。

 

なので、それを和らげなければ先へ進めません。

どうすれば苦しみを和らげられるか

f:id:kec_sad0resu:20180331211932p:plain

漫画版を先に読んでストーリーを先に知ってしまうという方法です。

そうすれば話の展開はわかるので言葉の細かな使い方も大体見当は付きますし作者の言葉の表現の仕方も染み込みやすいんです。

一方で一回読んだだけで分かった気になるものですが、そんなのは寧ろ名作でも何でもありません。

そういう古典的名作は何度も読みましょう。

 

本を何回も読むのはなぜか。 - ノーミソ刺激ノート

 

何も一日で何度も読んでも効果は薄くて日を改めてからのほうが頭が整理されていて新たな発見を見つけやすいです。

 

【おすすめの名作漫画版】

 

まんがで読破を読むべし - ノーミソ刺激ノート

 

精神分析入門・夢判断 (まんがで読破)

精神分析入門・夢判断 (まんがで読破)

 
罪と罰 (まんがで読破)

罪と罰 (まんがで読破)

  • 作者: ドストエフスキー,バラエティアートワークス
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2007/10/01
  • メディア: 文庫
  • 購入: 16人 クリック: 29回
  • この商品を含むブログ (29件) を見る
 
旧約聖書 ─まんがで読破─

旧約聖書 ─まんがで読破─

 
神曲 (まんがで読破)

神曲 (まんがで読破)

 
破戒 ─まんがで読破─

破戒 ─まんがで読破─

  • 作者: 島崎藤村,バラエティ・アートワークス
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2013/06/28
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る
 
カラマーゾフの兄弟―まんがで読破

カラマーゾフの兄弟―まんがで読破

  • 作者: ドストエフスキー,バラエティアートワークス
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2008/01/01
  • メディア: 文庫
  • 購入: 14人 クリック: 38回
  • この商品を含むブログ (41件) を見る
 
こころ (まんがで読破)

こころ (まんがで読破)

 
赤と黒 (まんがで読破)

赤と黒 (まんがで読破)

 
源氏物語 (まんがで読破)

源氏物語 (まんがで読破)

 
ファウスト (まんがで読破)

ファウスト (まんがで読破)

 
古事記 ─まんがで読破─

古事記 ─まんがで読破─

 
吾輩は猫である (まんがで読破)

吾輩は猫である (まんがで読破)

 
クリスマス・キャロル (まんがで読破)

クリスマス・キャロル (まんがで読破)

 
関連コンテンツ スポンサーリンク