「イヴ」とは?
クリスマスイヴですね。
「イブ」という事もあるんですけど、「イヴ」のほうが正式な感じがしませんか。
それも語源に関係しています。
クリスマス
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キリスト教
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旧約聖書
↓
アダムとイヴ
の「イヴ」ちゃんの事かと思ってる人もいるかもしれませんが、そうじゃないんです。
"Evening"の"Eve"なんですね。
つまり「前夜」という意味。
そして”VE”を使うから「ヴ」というカタカナ表記になるんです。
と言っても、日本語の発音的には「ブ」とほとんど一緒なので同じように使われています。
なぜ前夜が大切か
何で前夜をそこまで大々的に上げるんでしょうね。
って昔は思ってたんですけど、何事もその当日よりも「もうすぐその日が来る!」
っていう感覚のほうが盛り上がるじゃないですか。
遠足が当日よりも「しおり」を見ている時間のほうが楽しいのと同じ。
つまり身体的な楽しみよりも、想像の世界のほうが楽しいんですね。
ですから読書のほうが実際は楽しかったりします。
友達100人より愛読書100冊のほうが価値があるぞ - ノーミソ刺激ノート
ちなみに「ハロウィン」"Halloween"の"een"も"Eve"の変化形。
"Hallow"は「清める」「神聖にする」という意味。
"All Hallows' Eve"「万聖節」っていう風にもカレンダーに書いてあったりします。
つまり「みんなのホーリーなイヴニング」っていう意味。
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