はじめに
このブログには国語の先生が授業の「導入」や「余談」で使えそうなネタがたくさんあるので、それをまとめました。
私は元々中高の国語と外国人向けの日本語教師でしたから、仕事の状況がすごくよくわかります。
学校の先生は多忙なので、こういうことをまとめる時間がありません。
思いついたことがあっても、別の仕事に集中して頭が支配されてしまったら、あっという間に忘れてしまいます。
瞬間的に思いついたアイデアは、二度と思い出すことはできません。
似たようなことは思いだすかもしれませんが、何か違うんですね。
ごくごくたまに、すっと思ってる、考えてることっていうのがあるという事もありますけど、それはたまーにあるだけで、全体の100分の1くらいですね。
公私でブログを書いている人はいるでしょうけど、私のように毎日数1000字の記事を書きまくっている人はまずいないです。
どんなに要領のいい先生でも週に一回がいい所でしょう。
先生の仕事は忙しいですがこのようにブログで自分の考え方を書くことによって思考力がぐんぐん伸びます。
国語の先生と言えど数千字の文章を書きなれた人は少ないでしょう。
はじめは100字程度からでもいいですから、自分の思っていることを備忘録的にまとめることをお勧めします。
そうすると思考力が高まって、長期的に授業にも生かせるはずです。
国語の先生ですからこれらのネタは何となくわかっている、すでに大学で勉強しているところもあると思います。
が、それらは混沌として文章として秩序立てるには時間がかかります。
それは普通のことです。
だから是非これらの記事を参考にしていただきたいです。
★注意点
新人の教師に多いですが、授業と関係ない余談で終わりがちです。
国語の授業は授業は時間との勝負なので、ついつい語ってしまうと時間が足りなくなります。
ですから言葉数を1割に留めましょう。
案外気づきにくいですが、言葉数が多くなるとそれだけ混乱を招きます。
読書について
読書ネタをうまく話せるようになると、生徒が自主的に読書をしてくれるようになる確率が上がります。
実際私もそうでした。
読書感想文について
語彙力について
語彙力ネタは一生の使える話題です。
読書と語彙力と「空気」
日本語について
国語よりもメタな、根源的な知識を持ちましょう。
文学について
専門的すぎないけど面白い文学の知識を散りばめると短いながらも深い話ができたりします。
会話について
国語力の中でも会話力はあまり重視されませんが社会の中では断トツで重要な能力です。
古典について
国語の先生でも古典を専門的に研究していなければ深い知識を持てません。
勉強全般について
自分の強化のことだけではない抽象的な話もできるようになると授業全体に深みが出て「ただのお勉強」の授業から脱却できます。